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【経済】韓国航空会社でパイロット離職者急増、賃金数倍の中国企業が引き抜き


韓国民間航空会社を辞職したパイロットの多くが中国航空会社に転職しているもようだ。賃金の格差が大きいことが背景にある。職歴15年の大韓航空パイロットの場合、年収は12万5000米ドルに過ぎない。もっとも良い条件で中国の航空会社に転職すれば、その2.7倍に相当する33万8000米ドル(約4080万円)が得られる。しかも中国企業の場合、子女の就学補助金をはじめとする多くの福利が受けられるためという。澎湃新聞が13日、外電情報として付で伝えた。
韓国最大手の大韓航空では、離職したパイロットの人数は、2013年で26人、14年で27人、15年1~7月累計で42人に上る。アシアナ航空は13年1~7月で24人、14年1~7月で31人、15年1~7月で29人で推移した。その他5社を含めた韓国航空会社のパイロット離職者数は、今年1~7月の合算で138人を数える。その多くは、中国の同業他社が厚遇で引き抜いたという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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