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2015年09月08日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パイオニア、ヘリオス、洋鋼鈑、セイノーHD

■パイオニア <6773>  245円  +19 円 (+8.4%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 パイオニア<6773>が続伸。同社は7日、ドイツのHERE社と共同で自動運転・高度運転支援向け高度化地図の活用に関して協議を進めることを発表した。今回の取り組みはHERE社が保有する自動運転・高度運転支援向け地図の整備や活用において、パイオニアの走行空間センサー「3D-LiDAR」を活用し、自動運転時代に向けた高度化地図の活用について連携する。詳細について今後、協議を進めていく。

■ヘリオス <4593>  1,192円  +64 円 (+5.7%)  本日終値
 ヘリオス<4593>が大幅続伸しているほか、新日本科学<2395>やメディネット<2370>など再生医療関連が軒並み高となっている。7日の取引終了後にアイロムグループ<2372>がiPS細胞向け培養素材の工場建設を発表したことに加えて、この日はジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が、「自家培養表皮ジェイス」の治験終了を発表するなどしており、iPS細胞や再生医療に関する話題が相次いでいることから、関連銘柄に買いが入っているようだ。

■東洋鋼鈑 <5453>  436円  +22 円 (+5.3%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 東洋鋼鈑<5453>が急騰。国内大手証券では、アルミ基板の加工事業に関して、「記憶容量の増大に伴い品質要求が厳しくなる中でも、旺盛なデータセンタ向けの需要を取り込める」と指摘。光学用機能フィルムの加工事業では、「製膜技術が活かされる余地が大きく、市場全体の伸びを上回る成長が見込める」とみて、長期的には、「トルコの表面処理鋼板の合弁事業による収益貢献が予想される」と解説。レーティング「バイ」、目標株価650円でカバレッジを開始している。

■ツクイ <2398>  1,094円  +25 円 (+2.3%)  本日終値
 ツクイ<2398>が3日ぶりに反発している。同社は7日取引終了後に、8月の介護サービス利用状況(速報値)を発表。サービス利用者は5万873人(前年同月比6.5%増)と堅調に推移していることが買い安心感を誘っているようだ。なお、顧客単価は7万7048円(同1.6%増)となっている。

■シークス <7613>  2,867円  +65 円 (+2.3%)  本日終値
 シークス<7613>が7営業日ぶりに反発。前日に直近の安値となる2759円まで売り込まれており、きょうは自律反発狙いの買いや値ごろ感からの買いが入っているほか、国内の証券会社から相次いで目標株価を引き上げるなどの動きが確認されており、買い手掛かり材料視されているようだ。国内有力証券は、同社の車載関連機器が想定以上に好調であることを考慮して業績予想を上方修正し、フェアバリューを3300円から3600円に、レーティングは「B」(中立)から「A」(買い)に、それぞれ引き上げている。同証券は、「同社はグローバルに分散化された生産体制を構築し、グローバルな需要に対応しており、中国経済減速などによる影響は限定的と考えられる」との見解を示しているほか、「中長期的には美的集団(中国)との連携強化によるビジネスチャンス拡大が期待できる」とコメントしている。きょうはこのほか、国内中堅証券が目標株価を3700円から3900円へ引き上げたことも確認されている。

■セイノーHD <9076>  1,308円  +26 円 (+2.0%)  本日終値
 セイノーホールディングス<9076>が大幅反発。米系大手証券では、「今後、会社計画の上方修正やコンセンサスの切り上がりが想定される」と指摘。トラック事業の営業利益率に関して、「3年連続で過去最高値を更新し、初の5%台を確保する」と予想し、「現値は相当程度の悪材料を織り込んだ水準も言える」とコメント。レーティング「オーバーウエイト」を継続。目標株価を1800円から2000円に引き上げている。

■コスモス薬品 <3349>  13,530円  +190 円 (+1.4%)  本日終値
 コスモス薬品<3349>が急伸。同社は7日に、8月度の月次売上高(速報値)を公表。既存店売上高は前年同月比3.0%減と4カ月連続のマイナスとなったが、前月(5.8%減)に比べるとマイナス幅が縮小した。なお、全店ベースの売上高は同7.9%増となり、5カ月連続で前年実績を上回っている。

■Jティッシュ <7774>  930円  +1 円 (+0.1%)  本日終値
 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>が動意。同社はきょう、再生医療等製品「自家培養表皮ジェイス」の先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした治験終了届書が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に受理されたと発表。18年3月期の市販を目指すとしており、期待材料となっているようだ。ジェイスは07年に重症熱傷を適応対象として製造販売承認を取得。その後、先天性巨大色素性母斑への適用拡大を目指し、12年から国立成育医療研究センターなどで治験を進めてきた経緯がある。なお、ジェイスは14年11月に先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした希少疾病用再生医療等製品に指定されている。

■メッセージ <2400>  3,295円  -700 円 (-17.5%) ストップ安   本日終値
 メッセージ<2400>がストップ安ウリ気配。川崎市が7日に記者会見を行い、川崎市幸区の「Sアミーユ川崎幸町」で昨年、入所者3人が相次いで個室のベランダから転落死したのは「あまりに不自然」だとしており、同施設を運営する積和サポートシステムに51%を出資(残り49%は積水ハウス<1928>が出資)するメッセージには売りが殺到している。川崎市では、今週か来週にも施設を訪問し、詳細に事情を聴く方針だが、運営側である同社にはイメージダウンが避けられないとの見方が強まっているようだ。

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