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【市況】7日の中国本土市場概況:上海総合は2.5%安で4日続落、主要指標発表前に買い手控え


連休明け7日の本土マーケットは大幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比79.75ポイント(2.52%)安の3080.42ポイントと4日続落した。上海A株指数は84.07ポイント(2.54%)安の3227.37ポイント。一方、外貨建てB株相場は反発する。上海B株指数が5.57ポイント(1.98%)高の286.30ポイント、深センB株指数が6.68ポイント(0.65%)高の1031.09ポイントで引けた。
主要指標の発表前に積極的な買いが手控えられる。今週から8月の経済統計が相次いで発表されるため(8日に貿易統計、10日に物価統計、13日に小売売上高や鉱工業生産、10-15日に金融統計など)、結果を見極めたいとするスタンスが強まった。中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が「株式市場の調整はほぼ終了した」との認識を示したことなどを材料に、上海総合指数は一時2%超上昇する場面がみられたものの、引けにかけて売りの勢いが増している。
銀行や保険など時価総額上位の金融株が下げを主導。中国工商銀行(601398/SH)が8.7%安、中国銀行(601988/SH)が6.6%安、中国人寿保険(601628/SH)が7.2%安で引けた。不動産株や自動車株、空運株なども売られる。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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