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【材料】昭和パックス---今期の増益転換に現実味、株価指標にも割安感


昭和パックス<3954>は産業用包装容器メーカー。クラフト紙袋やポリエチレン重袋など重包装袋のほか、フィルム製品、コンテナーなどをてがけている。

2016年3月期は売上高で前期比5.8%増の210.00億円、経常利益で同14.8%増の10.70億円が見込まれている。原紙価格は円安もあって大きく値が上がっているものの、樹脂価格は最近の原油安で下がりつつある。また、タイでは顧客の輸出用包材としての需要も拡大している。2015年3月期の最終四半期も5四半期ぶりの経常増益となっており、今期の増益転換に現実味が増している。また、PBRは1倍を大きく下回り、配当利回りは2.33%、株価指標に割安感が強い。

《SF》

 提供:フィスコ

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