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【市況】個別銘柄戦略:引き続き外部環境の影響受けにくい内需株が物色の中心


外部環境はまちまち、寄り付き前の外資系証券売買フローは売り買いとも大幅に縮小しており、方向感の定めにくい相場展開が想定される。こうしたなか、注目された4-6月期GDPは前期比年率で1.6%減、市場予想と比較すると落ち込み幅は若干小さくなった。比較的予想レンジは大きかったこともあり、安心感は強まる可能性。ただ、先週末にかけて追加緩和期待で賑わっていた不動産株などには、過度な緩和期待などは低下する公算もあり、物色の方向性は引き続き定めにくくもなりそうだ。天津での爆発事故の影響なども、自動車株など中心に警戒感が高まる見通し。中国市場の落ち着き次第では資源関連などのリバウンドに関心が向かうか、また、外部環境の影響を受けにくいなど、相対的な買い安心感から建設株や人材サービス関連などへの注目が引き続き継続する可能性も。ソフトバンクの地熱発電参入などから、同関連銘柄のテーマ物色などにも注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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