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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ネクソン、アミューズ、アサツーDK、ラオックス

■ネクソン <3659>  1,950円  +318 円 (+19.5%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 13日に決算を発表。「上期税引き前が32%増益で着地・4-6月期も87%増益」が好感された。
 ネクソン <3659> が8月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。15年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前利益は前年同期比31.8%増の382億円に拡大した。
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■アミューズ <4301>  4,580円  +465 円 (+11.3%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 13日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は87%増益で着地」が好感された。
 アミューズ <4301> が8月13日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比87.2%増の27.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の36.4億円に対する進捗率は75.5%に達し、5年平均の53.3%も上回った。
  ⇒⇒アミューズの詳しい業績推移表を見る

■アサツー ディ・ケイ <9747>  2,875円  +187 円 (+7.0%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 13日、アサツーDK <9747> が決算を発表。15年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益が前年同期比30.0%増の51.5億円に拡大して着地したことが買い材料。国内ではインターネット向けのデジタルメディア広告やテレビ広告が伸びたほか、海外ではタイやシンガポールなどアジア子会社が堅調だった。また、賃借料や人件費などの販管費抑制も利益を押し上げた。

■ラオックス <8202>  529円  +34 円 (+6.9%)  本日終値
 13日、ラオックス <8202> [東証2]が決算を発表。15年12月期上期(1-6月)の連結経常利益が前年同期比19倍の49.7億円に急拡大して着地したことが買い材料。中国人観光客の拡大や新規出店効果で、国内店舗事業が3.1倍の大幅増収を達成した。店舗運営の効率化による中国出店事業の赤字縮小も増益に貢献した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の45.5億円→90億円に97.8%上方修正。増益率が2.6倍→5.1倍に拡大し、19期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■日本製紙 <3863>  2,196円  +85 円 (+4.0%)  本日終値
 日本紙 <3863> 、中越パ <3877> が高い。日経新聞が14日付で「製紙各社が植物由来の軽量素材であるセルロースナノファイバー(CNF)を量産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日本製紙が2016年度に日本初の量産ラインを稼働させる。中越パルプ工業も生産能力を10倍に引き上げる」という。セルロースナノファイバーは炭素繊維に近い強度と軽さを兼ね備えるとしており、生産拡大による将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。

■ユーグレナ <2931>  1,780円  +21 円 (+1.2%)  本日終値
 13日、ユーグレナ <2931> が15年9月期の連結経常利益を従来予想の3億8400万円→5億3600万円に39.6%上方修正。増益率が2.0倍→2.8倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。今期業績の上方修正は5月に続き、2回目となる。ヘルスケア事業で広告宣伝費の効率的投入やコスト削減が奏功し、販管費が想定を大きく下回ることが寄与。バイオジェット燃料の開発に係る助成金収入の増加も利益を押し上げる。

■ウェルス・マネジメント <3772>  870円  +150 円 (+20.8%) ストップ高   本日終値
 13日、ウェルス <3772> [東証M] が16年3月期第2四半期累計(上期)の連結経常利益を従来予想の5900万円→2億5200万円(前年同期は3200万円)に4.3倍上方修正。増益率が84.4%増→7.9倍に拡大し、9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。不動産金融事業で賃料収入が想定より伸びるほか、不動産仲介業務にかかる売上の前倒しで、売上が計画を23.4%も上回ることが寄与。併せて、通期の同損益を従来予想の1億1000万円の黒字→1億7300万円の黒字(前期は2200万円の赤字)に57.3%上方修正。新聞・出版事業と広告・IR事業から撤退するため、上期増額分を下回る形での上方修正となる。

■京極運輸商事 <9073>  510円  +80 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 13日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は4.1倍増益で着地」が好感された。
 京極運 <9073> [JQ] が8月13日大引け後(15:10)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.1倍の9000万円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の1億1000万円に対する進捗率は81.8%に達し、5年平均の46.2%も上回った。
  ⇒⇒京極運輸商事の詳しい業績推移表を見る

■アエリア <3758>  1,664円  +239 円 (+16.8%)  本日終値
 13日に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は赤字縮小」が好感された。
 ⇒⇒アエリアの詳しい業績推移表を見る

■スマートバリュー <9417>  5,350円  +705 円 (+15.2%) ストップ高   本日終値
 13日に決算を発表。「今期経常は1%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。
 スマバ <9417> [JQ] が8月13日大引け後(15:30)に決算を発表。15年6月期の経常利益(非連結)は前の期比40.3%増の2億円に拡大し、16年6月期も前期比1.4%増の2.1億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。
  ⇒⇒スマートバリューの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1→2の株式分割を実施」も買い材料。
 13日、スマバ <9417> [JQ]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

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