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【材料】石油関連株の軟調地合い続く、WTI価格は6年5カ月ぶり安値に下落

 原油価格下落を受け石油関連株の軟調地合いが続いている。国際石油開発帝石<1605>の株価は一時、前日比31円50銭安の1270.0円まで売られ、今年1月下旬以来の水準に下げた。石油資源開発<1662>やJXホールディングス<5020>も下落している。
 13日の米原油先物相場はWTI(ウ エスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物が前日比1.07ドル安の1バレル=42.23ドルと大幅安。一時、41.91ドルと09年3月初旬以来、約6年5カ月ぶりの水準に下落した。
 中国の景気先行きに対する不安が強いことに加え、原油需給の緩みを意識した売りが膨らんでいる。原油価格は40ドルを意識する値動きにあり、石油関連企業には原油在庫の評価損懸念が出ている。

国際帝石の株価は10時10分現在1271.5円(▼30.0円)
石油資源の株価は10時10分現在3820円(▼65円)
JXの株価は10時10分現在496.7円(▼10.4円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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