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【材料】ゼニス羽田が反落、9月中間期業績予想を上方修正も通期予想据え置きで失望感

 ゼニス羽田ホールディングス<5289>が反落。前週末7日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高は従来予想の66億円(同8.9%減)を据え置きつつ、営業利益を従来予想の2億円から4億円(前年同期比52.4%減)へ、純利益を同2億円から4億円(同65.1%減)へ上方修正したが、16年3月期通期予想を売上高160億円(前期比9.4%減)、営業利益12億円(同55.7%減)、純利益10億円(同60.3%減)の従来予想を据え置いたことから、失望売りが出ているようだ。
 上期の上方修正は、4月に前期繰り越し分の比較的販売単価の高い製品の出荷があり、コンクリート等製品事業の粗利益率が堅調に推移したことなどが要因という。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高30億2100万円(前年同期比13.8%減)、営業利益1億7300万円(同44.8%減)、純利益1億9000万円(同70.5%減)だった。コンクリート等製品事業で低採算商品の取り扱いを一部縮小したことで、売上高が減少したことなどが響いた。

ゼニス羽田の株価は11時10分現在257円(▼20円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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