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【材料】ウシオ電機---16年3月期第1四半期営業利益61.9%増


ウシオ電機<6925>は、新光源や光学技術の開発を核に、独自の応用技術を拡げ、光のユニット、光の装置、光のシステム、さらには光のソリューションを提供する「光創造企業」へと発展。主な事業領域は、「Visual Imaging」分野として、デジタルシネマ、3D、バーチャルリアリティ(VR)、制御用映像表示システム、プロジェクタ用光源、商業用照明、景観照明など。「Electronics」分野として、半導体、フラットパネル、精密機器、電子部品、光化学、印刷、産業機器。「Life Science」分野として、医療、自然環境、農業、海洋、漁業、セキュリティ、エネルギー、宇宙開発など。

同社製品の世界シェア(ウシオ調べ)は、半導体/電子実装では、高精細プリント基板用ステップ&リーピート投影露光装置が95%、リソグラフィ用UVランプが80%。液晶ディスプレイでは、パネル光洗浄装置が90%、光配向装置が90%、リソグラフィ用UVランプが70%、パネル貼り合わせ装置が70%。映画・映像では、シネマプロジェクタ用ランプが65%、デジタルシネマプロジェクタが40%。OAでは、トナー定着用ハロゲンヒータのシェアが80%などとなる。

足元の業績では、2016年3月期第1四半期(15年4-6月)決算は、売上高が前年同期比19.4%増の411.38億円、営業利益が同61.9%増の23.39億円、経常利益が同86.4%増の33.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同89.1%増の26.25億円だった。

セグメント業績は、光源事業の売上高が前年同期比14.0%増の196億円、セグメント利益が同24.1%増の25.49億円だった。露光用UVランプについては、引き続きユーザの稼働率は高水準を維持。プロジェクタ用レーザ光源の需要拡大に加え、前期にM&Aにより半導体レーザ事業及びLED事業を拡大したことにより、固体光源の売上が増加した。

装置事業の売上高は同26.3%増の212.50億円、セグメント損失は1.83億円だった。映像装置分野のうちシネマ分野では、デジタルシネマプロジェクタの出荷が新興国を中心に継続。一般映像用装置については、アミューズメントパークやイベントなどを中心としたエンターテイメント向けの販売が増加した。光学装置分野においては、スマートフォンなどの需要が堅調なことから、関連する各種電子デバイス向け露光装置の販売が増加した。

その他事業の売上高は同7.3%減の6.52億円、セグメント損失は0.24億円だった。画像検査装置やプラスチック成形機で販売が堅調に推移したものの、金型検査装置などの海外販売が不調に推移した。

16年3月期通期については、売上高が前期比12.9%増の1800.00億円、営業利益が同25.5%増の130.00億円、経常利益が同9.4%増の150.00億円、純利益が同6.4%増の120.00億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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