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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（3）：出光興産、日本化、松風、サイバーコム
■出光興産 <5019> 2,211円 -127 円 (-5.4％) 本日終値
4日、出光興産 <5019> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比32.4％減の160億円に落ち込んで着地したことが売り材料。石油製品マージン縮小や原油価格下落が響いた。持分法による投資利益が大幅に減少したことも利益を圧迫した。
■日本化学工業 <4092> 282円 +66 円 (+30.6％) 本日終値 東証１部 上昇率トップ
4日、日本化 <4092> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の8.5億円に急拡大して着地したことが買い材料。環境・土木関連向けにシリカ製品の販売が好調だった化学品事業が収益を牽引した。原価低減による採算改善も利益を大きく押し上げた。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の17億円→29億円に70.6％上方修正。増益率が11.7％増→95.5％増に急拡大する見通しとなった。業績上振れに伴い、今期の年間配当を3円→5円(前期は3円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが14.6倍→8.6倍に急低下する一方、配当利回りが2.31倍に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■松風 <7979> 1,526円 +143 円 (+10.3％) 本日終値
4日、松風 <7979> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.7％増の5.8億円に拡大して着地したことが買い材料。前期に買収したドイツ歯科用器材会社の業績上積みで、26.4％の大幅増収を達成した。円安による為替差損益の改善なども増益に貢献した。上期計画の4.6億円を既に24.8％も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■サイバーコム <3852> 1,118円 +61 円 (+5.8％) 本日終値
4日、サイバーコム <3852> [東証２]が8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.7％減の1.1億円に落ち込んだが、特に売り材料視はされなかった。
■日本エアーテック <6291> 726円 +36 円 (+5.2％) 本日終値
4日、エアーテック <6291> が15年12月期の経常利益(非連結)を2.2億円→3億円(前期は2億円)に36.4％上方修正。増益率が8.9％増→48.5％増に拡大する見通しとなったことが買い材料。クリーンエアシステムの受注が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。見積もり精度の向上や大口案件の選択受注による採算改善も上振れに貢献する。
■ヤマシンフィルタ <6240> 1,141円 +50 円 (+4.6％) 本日終値
4日、ヤマシン―Ｆ <6240> [東証２]が8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比75.4％減の8100万円に大きく落ち込んだが、特に売り材料視はされなかった。
■穴吹興産 <8928> 243円 +9 円 (+3.9％) 本日終値
4日、穴吹興産 <8928> が15年6月期の連結経常利益を23.2億円→27.4億円(前の期は43.8億円)に18.5％上方修正。減益率が47.1％減→37.4％減に縮小する見通しとなったことが買い材料。消費増税後の需要鈍化を見込んでいた分譲マンションの販売が好調で、販売経費が想定を下回ったことが寄与した。
■ＫＹＣＯＭ <9685> 345円 -74 円 (-17.7％) 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は58％減益で着地」が嫌気された。
ＫＹＣＯＭ <9685> [ＪＱ] が8月4日大引け後(15:20)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比58.3％減の1500万円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の8000万円に対する進捗率は18.8％にとどまり、さらに前年同期の36.7％も下回った。
⇒⇒ＫＹＣＯＭの詳しい業績推移表を見る
■三社電機製作所 <6882> 805円 -131 円 (-14.0％) 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は26％減益で着地」が嫌気された。
三社電機 <6882> [東証２] が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.0％減の2.1億円に減り、4-9月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は15.2％にとどまり、5年平均の43.4％も下回った。
⇒⇒三社電機製作所の詳しい業績推移表を見る
■アミタホールディングス <2195> 1,070円 -155 円 (-12.7％) 本日終値
4日に業績修正を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正、配当は17.7円を未定に変更」が嫌気された。
アミタＨＤ <2195> [ＪＱＧ] が8月4日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。15年12月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→1億3900万円の赤字(前期は1億0100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
⇒⇒アミタホールディングスの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
エンバイオＨ <6092> 949円 +150 円 (+18.8％) ストップ高 本日終値
山王 <3441> 566円 +80 円 (+16.5％) ストップ高 本日終値
富士山マガジンサービス <3138> 5,250円 +705 円 (+15.5％) ストップ高 本日終値
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
など、1銘柄
株探ニュース
4日、出光興産 <5019> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比32.4％減の160億円に落ち込んで着地したことが売り材料。石油製品マージン縮小や原油価格下落が響いた。持分法による投資利益が大幅に減少したことも利益を圧迫した。
■日本化学工業 <4092> 282円 +66 円 (+30.6％) 本日終値 東証１部 上昇率トップ
4日、日本化 <4092> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の8.5億円に急拡大して着地したことが買い材料。環境・土木関連向けにシリカ製品の販売が好調だった化学品事業が収益を牽引した。原価低減による採算改善も利益を大きく押し上げた。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の17億円→29億円に70.6％上方修正。増益率が11.7％増→95.5％増に急拡大する見通しとなった。業績上振れに伴い、今期の年間配当を3円→5円(前期は3円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが14.6倍→8.6倍に急低下する一方、配当利回りが2.31倍に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■松風 <7979> 1,526円 +143 円 (+10.3％) 本日終値
4日、松風 <7979> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.7％増の5.8億円に拡大して着地したことが買い材料。前期に買収したドイツ歯科用器材会社の業績上積みで、26.4％の大幅増収を達成した。円安による為替差損益の改善なども増益に貢献した。上期計画の4.6億円を既に24.8％も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■サイバーコム <3852> 1,118円 +61 円 (+5.8％) 本日終値
4日、サイバーコム <3852> [東証２]が8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.7％減の1.1億円に落ち込んだが、特に売り材料視はされなかった。
■日本エアーテック <6291> 726円 +36 円 (+5.2％) 本日終値
4日、エアーテック <6291> が15年12月期の経常利益(非連結)を2.2億円→3億円(前期は2億円)に36.4％上方修正。増益率が8.9％増→48.5％増に拡大する見通しとなったことが買い材料。クリーンエアシステムの受注が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。見積もり精度の向上や大口案件の選択受注による採算改善も上振れに貢献する。
■ヤマシンフィルタ <6240> 1,141円 +50 円 (+4.6％) 本日終値
4日、ヤマシン―Ｆ <6240> [東証２]が8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比75.4％減の8100万円に大きく落ち込んだが、特に売り材料視はされなかった。
■穴吹興産 <8928> 243円 +9 円 (+3.9％) 本日終値
4日、穴吹興産 <8928> が15年6月期の連結経常利益を23.2億円→27.4億円(前の期は43.8億円)に18.5％上方修正。減益率が47.1％減→37.4％減に縮小する見通しとなったことが買い材料。消費増税後の需要鈍化を見込んでいた分譲マンションの販売が好調で、販売経費が想定を下回ったことが寄与した。
■ＫＹＣＯＭ <9685> 345円 -74 円 (-17.7％) 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は58％減益で着地」が嫌気された。
ＫＹＣＯＭ <9685> [ＪＱ] が8月4日大引け後(15:20)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比58.3％減の1500万円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の8000万円に対する進捗率は18.8％にとどまり、さらに前年同期の36.7％も下回った。
⇒⇒ＫＹＣＯＭの詳しい業績推移表を見る
■三社電機製作所 <6882> 805円 -131 円 (-14.0％) 本日終値
4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は26％減益で着地」が嫌気された。
三社電機 <6882> [東証２] が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.0％減の2.1億円に減り、4-9月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は15.2％にとどまり、5年平均の43.4％も下回った。
⇒⇒三社電機製作所の詳しい業績推移表を見る
■アミタホールディングス <2195> 1,070円 -155 円 (-12.7％) 本日終値
4日に業績修正を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正、配当は17.7円を未定に変更」が嫌気された。
アミタＨＤ <2195> [ＪＱＧ] が8月4日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。15年12月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→1億3900万円の赤字(前期は1億0100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
⇒⇒アミタホールディングスの詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
エンバイオＨ <6092> 949円 +150 円 (+18.8％) ストップ高 本日終値
山王 <3441> 566円 +80 円 (+16.5％) ストップ高 本日終値
富士山マガジンサービス <3138> 5,250円 +705 円 (+15.5％) ストップ高 本日終値
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
など、1銘柄
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