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【通貨】来週の為替相場見通し=米7月雇用統計が焦点

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、週末7日に予定されている米7月雇用統計が最大の焦点となる。予想レンジは1ドル=123円00~125円00銭。この週は、29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文発表、30日の米4~6月期国内総生産(GDP)発表という米国での重要イベントがあった。この2つのイベントを経ても9月利上げの可能性は残ったままであり、来週発表の米雇用統計が重要さを増している。市場では非農業部門雇用者数は22万人前後の増加が見込まれている。「20万人超えなら9月利上げの可能性は高まる」(アナリスト)と言われ、結果が大きな関心を集めている。その前哨戦となる3日の米7月ISM製造業景況指数や5日のADP雇用統計なども注目される。また、6日から7日にかけては日銀金融政策決定会合が開催される。金融政策の現状維持が予想されており、波乱はないと見込まれている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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