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【材料】ラクオリア創薬がアシッドポンプ拮抗薬の日本第1相臨床試験終了を発表

 ラクオリア創薬<4579>がこの日の取引終了後、同社が開発を進めているアシッドポンプ拮抗薬(以下RQ-4)の日本人を対象とした第1相臨床試験が終了したと発表した。
 同臨床試験では、日本人における「RQ-4」の安全性や忍容性、および薬物動態の確認とともに、胃酸分泌の抑制などの薬理学的な性質について検討。既に検討を終了している米国や韓国での臨床試験の成績を踏まえた試験デザインで試験を実施したところ、良好な安全性、忍容性、薬物動態プロファイルが確認されるとともに、優れた薬理学的性質が明らかとなる成績が得られたとしており、具体的には投薬後速やかに強力な胃酸分泌抑制作用を示し、24時間にわたってその効果を持続したとしている。
 「RQ-4」に関しては、今年5月から導出先の韓国CJヘルスケアによって韓国における第3相臨床試験が開始されており、試験は順調に進行中だという。また、アシッドポンプ拮抗薬については現在、新たな提携に関する協議を進めており、今期中の導出に向けて協議を加速させるとしている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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