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【通貨】あす(30日)の為替相場見通し=FOMC声明文の内容注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=123円00~124円30銭。市場の注目を集めた中国株式市場は、上海総合指数が日中は小動きにとどまったことから、この日の相場への影響は限定的で全体的に方向性に欠ける展開となった。市場の関心は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文に集中しており、その内容が今後の相場に影響を与えそうだ。今月のFOMCでは記者会見は予定されていない。その分、声明文が注目されるが、「9月利上げを示唆するような文言が入るかがポイント」(アナリスト)だ。「景気は順調に拡大」などの言葉が入れば、9月利上げが近づくと市場はみている。一方、前向きな言葉がない場合は「利上げ観測の後退でドル安・円高要因」(同)とみられている。また、あすは日本の6月鉱工業生産の発表も予定されている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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