【通貨】あす(28日)の為替相場見通し=中国市場の動向を注視へ
あすの東京外国為替市場のドル円相場は、中国・上海市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円80~124円20銭。この日は、中国株安を受け、夕方に一時123円25銭まで下落した。今週は、28日から29日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、30日に米国内総生産(GDP)が発表される。特にFOMCでは、声明文で9月利上げに向けた何らかの示唆があるかがポイントだ。基本的には当面はFOMC待ちで、あすは上下に動きにくい展開も見込まれているが、波乱要因となりそうなのが、中国動向だ。この日の上海総合指数は、前週末に比べ8%急落した。あすも中国株安が続けば、市場にはリスクオフ姿勢から低リスク通貨の円を買う動きが強まろう。その場合、123円割れへのドル安・円高が進むこともあり得る。中国市場が落ち着くのなら、123円中盤での一進一退が続きそうだ。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

米株









