【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCと米GDPを注視
来週の東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と米4~6月期国内総生産(GDP)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=123円00~124円80銭。この週は、ギリシャや中国情勢が落ち着くなか、124円ラインを前後とする一進一退が続いた。一時124円50銭台に接近したものの上値を抜き切れなかったことから、123円50~124円50銭前後のレンジ相場となった。来週は、28日から29日に予定されているFOMCと30日の米GDPが最大の焦点となる。FOMCでは、会合後に発表される声明文が注目され、9月利上げに対する示唆があるかが焦点となる。また、米GDPは前期比年率での市場予想(2.5%)を上回ることができるかがポイント。強めの成長率が発表された場合、ドル高となり124円後半を試しそうだが、弱めなら逆に123円を意識する軟調相場も予想される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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