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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パソナG、UNITED、ファンコミ、エレコム

■パソナグループ <2168>  1,213円  +97 円 (+8.7%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 15日に決算を発表。「今期経常は38%増益へ」が好感された。
 パソナG <2168> が7月15日大引け後(15:30)に決算を発表。15年5月期の連結経常利益は前の期比6.6%増の33.4億円に伸び、16年5月期も前期比37.6%増の46億円に拡大する見通しとなった。5期連続増収になる。
  ⇒⇒パソナグループの詳しい業績推移表を見る

■ユナイテッド <2497>  1,901円  +126 円 (+7.1%)  本日終値
 15日に発表した「富士山MS株の売却が完了」が買い材料。
 7-14日に同社と子会社が保有していた富士山MSの全株式を売却。第2四半期にインベストメント事業における営業利益として合計10.85億円を計上。

■ファンコミ <2461>  927円  +59 円 (+6.8%)  本日終値
 15日に発表した「6月の売上高は前年同月比18.1%増と3ヵ月連続で2ケタ増となった」が買い材料。

■エレコム <6750>  2,914円  +29 円 (+1.0%)  本日終値
 15日、エレコム <6750> が発行済み株式数の11.12%にあたる249万0681株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は7月31日。

■参天製薬 <4536>  1,743円  +3 円 (+0.2%)  本日終値
 15日、参天薬 <4536> がドイツでドライアイ患者の重度の角膜障害治療用点眼剤「アイケルビス点眼液」を発売したと発表したことが買い材料視された。「アイケルビス点眼液」は、成人ドライアイ患者における重度の角膜炎を適応症とした欧州初の医療用治療剤となる。順次、欧州各国で発売するとしており、販路拡大による収益貢献に期待する買いが向かった。

■アデランス <8170>  986円  -46 円 (-4.5%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 15日、アデランス <8170> が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結営業損益が3.3億円の赤字(前年同期は5.2億円の黒字)に転落したことが売り材料。四半期ベースの営業損益が赤字に転落するのは10年9-11月期以来、18四半期ぶり。消費税増税の反動などでアデランス事業、フォンテーヌ事業の売上が減少したことや、出店に伴う固定費の負担増などで販管費が増加したことが響いた。

■マツヤ <7452>  303円  +80 円 (+35.9%) ストップ高   本日終値
 15日、マツヤ <7452> [JQ] が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益が1.4億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。5月末時点で2四半期ぶりに債務超過を解消した。前期に不採算6店を閉鎖した影響や競争激化などにより6.3%減収となったものの、仕入れチャネルの開発や発注精度の向上、ロス削減などによる粗利益率の改善が寄与した。6店閉鎖に伴う店舗運営費用の減少や人件費を中心とする販管費の圧縮も利益を押し上げた。

■ショーケース <3909>  6,580円  +1,000 円 (+17.9%) ストップ高   本日終値
 15日、ショーケース <3909> [東証M] が15年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の9400万円→1億3000万円に38.3%上方修正したことが買い材料。DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)に係るシステム開発の内製化や、業務効率化による人件費の抑制で採算が改善したことが寄与。同時に、日本オラクル <4716> とマーケティング・オートメーション分野でパートナー契約を締結したと発表したことも好感された。同社が提供するWeb最適化サービス「ナビキャストシリーズ」と連携するサービスの開発・提供を開始する。また、レアジョブ <6096> [東証M]と共同で、Web上での対面コミュニケーションプラットフォームを提供するフェイスピア(非上場)に資本参加すると発表。ビデオチャットを活用したWeb接客のためのクラウドサービスをフェイスピアと共同開発する。なお、発表を受けて、レアジョブは大幅続伸している。

■エコス <7520>  1,165円  +154 円 (+15.2%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 15日、エコス <7520> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.78%にあたる35万株(金額で3億5385万円)を上限に、16日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は15日終値の1011円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■M&Aキャピ <6080>  3,480円  +330 円 (+10.5%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 15日、M&Aキャピ <6080> が15年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.4億円→13.9億円に65.8%上方修正。増益率が4.5%増→73.1%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。M&A案件の成約数が想定より伸び、売上が計画を42.9%も上回ることが寄与する。

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