【経済】チャイナマネー：「爆買い」から「爆投資」へ、円安進行で日本へ流入加速

円安の進行に伴う訪日中国旅行客の増加が一段と加速する見通しだ。1年前の為替レートで計算すると、人民元が円に対してさらに2割上昇している。中国人にとって日本商品は数年前の高嶺の花から割安商品に変化し、今年夏季の来日中国人旅行者は前年同期の数倍まで拡大すると見込まれている。

また、円安進行は買い物だけでなく今後は来日留学生が増加し、日本の不動産投資は拡大すると予測されている。不動産業界の関係者によると、円安進行を受け、日本の不動産は中国の主要都市に比べて割安になっているため、投資目的で日本の不動産を購入する中国人が急増しているという。また、対日投資は不動産に限らず、日本のホテルやゴルフ場、総合リゾート施設へのチャイナマネーの流入も加速していると報告されている。

《ZN》

　提供：フィスコ