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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):Gunosy、ライフコーポ、ディップ、黒田電気

■Gunosy <6047>  1,455円  +174 円 (+13.6%)  本日終値
 10日に発表した「デザインワンがアドネットワーク採用」が買い材料。
 デザインワンが運営する国内最大級のオールジャンル口コミ店舗検索サイト「エキテン」のサイト内広告表示に、同社の提供するアドネットワーク「Gunosy Network Ads」を採用。広告の収益向上を図る。

■ライフコーポレーション <8194>  3,410円  +380 円 (+12.5%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 10日、ライフコーポ <8194> が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の最終利益(非連結)は前年同期連結比94.3%増の23.3億円に拡大し、上期計画の21億円を既に11.1%も上回っていることが買い材料。新規出店や既存店改装に加え、総菜などの品揃え強化が奏功したことが寄与。売り場照明のLED化など経費削減も増益に貢献した。また、子会社の吸収合併に伴う特別利益の発生も最終利益を押し上げた。

■ディップ <2379>  13,440円  +1,270 円 (+10.4%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 10日、ディップ <2379> が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)が前年同期比2.0倍の18億円に急拡大して着地したことが買い材料。旺盛な求人需要を背景に、求人情報サイトの求人広告出稿が大きく伸びたことが寄与。積極的な広告宣伝投資やスマホ対応の強化が奏功したことも収益を押し上げた。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の54.9億円→60億円(前期は48.1億円)に最高益予想を9.2%上乗せした。同時に、8月末割当での1→5の株式分割と中間期株主優待の実施(15年8月末の100株以上を保有する株主を対象に1000円相当のクオカードを贈呈)を発表。株式流動性の向上や株主還元を好感する買いも殺到した。

■黒田電気 <7517>  2,446円  +204 円 (+9.1%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 10日、黒田電気 <7517> が16年3月期の年間配当を従来計画の36円→94円(前期は36円)に大幅増額したことが買い材料。16年3月期~18年3月期の中期計画期間における株主還元方針を策定。連結当期最終利益の50%については、配当性向30%とし、70%は成長投資。残り50%は、その時点の経済情勢や資金需要を総合的に判断して、配当性向50~100%の間で決めるとした。目標配当性向は40%~65%となる。

■竹内製作所 <6432>  7,620円  +620 円 (+8.9%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 10日、竹内製作所 <6432> が決算を発表。15年3-5月期(第1四半期)の連結経常利益が72.1%増の49.2億円に拡大して着地したことが買い材料。欧米でミニショベルや油圧ショベルなどの販売が大きく伸びたことが寄与。円安による採算改善や為替差益の発生も大幅増益に貢献した。同時に、8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表。併せて、年間配当を36円→14円(前期は27円)に修正。株式分割を考慮すると実質16.7%の増額となる。

■スズケン <9987>  4,065円  +275 円 (+7.3%)  本日終値
 野村証券が10日付でスズケン <9987> の投資判断「ニュートラル(中立)」を継続する一方、目標株価を3800円→4300円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、C型肝炎薬「ソバルディ」は大手医薬品卸では同社と東邦HD <8129> が販売を担っており、両社にとって医薬品卸セクター内で競争優位な要素になると報告し、目標株価の適用PERを19倍→20倍に引き上げた。同証券では、足元の堅調な業績進捗と、医療費助成を実施する自治体が増えるにつれ業績への寄与が高まるとみられるソバルディの市場浸透を踏まえ、16年3月期の連結経常利益を従来予想の316億円→333億円(会社計画は287億円)に上方修正。続く17年3月期の同利益を337億円→354億円、18年3月期を358億円→375億円に引き上げた。

■東邦ホールディングス <8129>  2,925円  +183 円 (+6.7%)  本日終値
 野村証券が10日付で東邦HD <8129> の投資判断「バイ(強気)」を継続し、目標株価を2850円→3500円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、医薬品市場が回復基調で納入先との価格交渉は順調であると報告。前期末からは採算悪化は見られず、15年4-6月期(第1四半期)業績は順調に進捗、第2四半期以降はC型肝炎薬「ソバルディ(遺伝子タイプ2型)」の貢献が見込めると指摘している。また、7月3日に承認されたC型慢性肝炎の新薬「ハーボニー配合錠」やロボットを活用した物流効率化にも注目している。同証券では、16年3月期の連結経常利益を従来予想の190億円→199億円(会社計画は179億円)、17年3月期を210億円→219億円、18年3月期を222億円→232億円にそれぞれ上方修正した。

■ユナイテッド <2497>  1,928円  +119 円 (+6.6%)  本日終値
 10日に発表した「富士山MS株売却益2.25億円を計上」が買い材料。
 富士山MS株売却に伴い、第2四半期にインベストメント事業における営業利益として2.25億円を計上。

■大塚ホールディングス <4578>  4,262.5円  +218.5 円 (+5.4%)  本日終値
 11日に発表した「抗精神病薬を2つの適応でFDAが承認」が買い材料。
 新規抗精神病薬「REXULTI(レキサルティ)」を成人の統合失調症と大うつ病補助療法の2つの適応で米国FDAが承認。

■コシダカHD <2157>  2,644円  -401 円 (-13.2%)  本日終値
 10日に決算を発表。「3-5月期(3Q)経常は17%減益」が嫌気された。
  ⇒⇒コシダカHDの詳しい業績推移表を見る

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