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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ジーフット、良品計画、イズミ、マニー

■ジーフット <2686>  1,921円  +182 円 (+10.5%)  本日終値
 8日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は23%増益で着地、今期配当を実質増額修正」が好感された。
 ジーフット <2686> [名証2] が7月8日大引け後(15:30)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.8%増の23.7億円に伸び、3-8月期(上期)計画の30.5億円に対する進捗率は77.7%に達し、5年平均の41.1%も上回った。同時に、7月31日割当の1→2の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の30円→18円(前期は32円)に修正した。年間配当は実質20.0%の増額となる。
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■良品計画 <7453>  25,030円  +2,110 円 (+9.2%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 8日、良品計画 <7453> が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比47.5%増の97.9億円に拡大して着地したことが買い材料。四半期としては14年9月-11月期の最高益(85.2億円)を大幅に更新した。中国での積極出店が奏功し、アジア地域の売上が計画を大きく上回ったことが寄与。在庫水準の引き上げによる機会損失の減少も増益に貢献した。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の302億円→323億円に7.0%上方修正。増益率が13.5%増→21.4%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■イズミ <8273>  5,400円  +320 円 (+6.3%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 8日、イズミ <8273> が決算を発表。15年3-5月期(第1四半期)の連結経常利益が前年同期比17.4%増の79.6億円に拡大して着地したことが買い材料。既存店改装や催事企画が奏功したことに加え、前期に買収したスーパー大栄 <9819> [福証]や広栄(非上場)などの業績上乗せで7.9%の増収を達成したことが寄与。

■マニー <7730>  8,300円  +450 円 (+5.7%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 8日、マニー <7730> が8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。15年8月期第3四半期累計(14年9月-15年5月)の連結経常利益が前年同期比8.2%増の33.5億円に伸びて着地したことも好感された。

■ユナイテッド <2497>  1,817円  +90 円 (+5.2%)  本日終値
 8日に発表した「有価証券売却で営業利益2.74億円計上」が買い材料。
 富士山MS株の売却により、インベストメント事業における営業利益として2.74億円を計上。

■創通 <3711>  2,042円  -168 円 (-7.6%)  本日終値
 8日に決算を発表。「今期経常を11%下方修正」が嫌気された。
 創通 <3711> [JQ] が7月8日大引け後(15:15)に決算を発表。15年8月期第3四半期累計(14年9月-15年5月)の連結経常利益は前年同期比6.1%減の26.3億円に減った。
  ⇒⇒創通の詳しい業績推移表を見る

■サイバーエージェント <4751>  5,600円  -250 円 (-4.3%)  本日終値
 野村証券が8日付でサイバー <4751> の投資判断を「バイ(買い)→ニュートラル(中立)」に引き下げたことが売り材料視された。目標株価は5500円を継続。リポートでは、PCからスマートフォンを中心とした収益構造にいち早く転換を遂げるネット企業の代表銘柄として強気で推奨し、実際に着実な利益成長を遂げてきたと報告。しかしながら、株価は目標株価を達成し、良好な収益構造の変化が織り込まれた水準にあると判断し、投資判断を引き下げた。また、今後の短期業績は動画などの新規ビジネスへの広告宣伝費を含めた先行投資により利益率は一旦鈍化するとみている。同証券では15年9月期の連結営業利益を従来予想の330億円→321億円(会社計画は280億円)に下方修正。続く16年9月期を315億円→275億円、17年9月期を347億円→309億円にそれぞれ引き下げた。

■コックス <9876>  357円  +80 円 (+28.9%) ストップ高   本日終値
 8日、コックス <9876> [JQ]が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比21.5%増の1.8億円に伸びて着地したことが買い材料。GW商戦に投入した盛夏物商品が好調だったほか、靴やバッグなどの販売が伸びたことが寄与。前期に不採算店を閉鎖したことも増益に貢献した。

■ダブル・スコープ <6619>  1,350円  +300 円 (+28.6%) ストップ高   本日終値
 8日、WSCOPE <6619> [東証M] が15年12月期の連結経常利益を従来予想の7.9億円→15億円に89.6%上方修正。増益率が13.8%増→2.2倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。EVなど車載用リチウムイオン電池セパレーターの受注が伸び、売上が計画を18.1%も上回ることが寄与。販売単価の上昇も利益を押し上げる。

■ホクリヨウ <1384>  692円  +100 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 8日、ホクリヨウ <1384> [東証2] が15年8月期の連結経常利益を従来予想の5億2600万円→8億9500万円(前期は4億1300万円)に70.2%上方修正。増益率が27.4%増→2.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。高騰していた鶏卵相場が引き続き高水準で推移し、売上が計画を上回ることが寄与。飼料価格が想定を下回ったことも上振れに貢献する。

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