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【材料】テリロジー---今期は黒字転換予想、クラウドサービス事業の拡充へ


テリロジー<3356>は海外ハードウェアやソフトウェア製品の輸入販売、ネットワーク関連製品の販売などをてがけている。

円安ドル高の影響で仕入れ価格が上昇しており、2015年3月期は赤字幅拡大を余儀なくされた。2016年3月期は売上高で前期比0.1%減の28.0億円、営業利益で0.6億円(前期は2.12億円の赤字)と黒字転換が見込まれている。

なお、最近の話題としては下記2つの新サービスなどを挙げることができる。
1つ目は同社が国内代理店として販売する米Lastline社提供の最新マルウェア検知・防御技術「次世代標的型マルウェア対策クラウドサービス」に、メールを悪用した高度な標的型攻撃からネットワークを保護するメール添付ファイル検査機能を追加したサービスの販売を開始したと発表している。
日本年金機構を狙ったマルウェアの検体を入手し検証を行った結果、検知・防御できることを確認したという。

2つ目はウェブサイト上の表示が遅いなど問題がある箇所をパソコン画面上で調べられる月額課金のクラウドサービス「クラウド・トリアージ」を開始すると一部専門紙で報じられている。複数のクラウドをサイトのページごとに使い分けていても、一目で異常を見つけられるという。初年度40社の契約と売上高6000万円を目指すとしている。

《SF》

 提供:フィスコ

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