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【通貨】東京為替:ドル一時121円台、日経平均2万円割れを嫌気


ドル・円は弱含み、一時121円90銭台に下落した。日経平均株価が後場に2万円を割り込んだことが嫌気された。

東京市場のドル・円は午前の取引で121円97銭まで売り込まれたが、122円付近の国内勢を中心とする買い戻しが入り、122円台を回復した。

日経平均の2万円割れを受けた午後の売りでも、いったんは122円を割り込んだ後、再びこの水準に戻した。目先も維持できるか、注目される。

市場はギリシャ問題の不透明感よりも中国株安への警戒感が強まっている。ある市場関係者は、「リスク回避の円買いに間違いないが、国内勢、海外勢ともポジションを縮小している」と、積極的に動きにくい状況を指摘する。

《FA》

 提供:フィスコ

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