市場ニュース

戻る
 

【通貨】あす(8日)の為替相場見通し=ユーロ圏首脳会議を注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、この日開催されるユーロ圏首脳会議などを注視する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=122円00~123円30銭、1ユーロ=133円80~135円80銭。今晩はギリシャ情勢を巡りユーロ圏首脳会議とユーロ圏財務相会合が開催される。ここでギリシャは欧州連合(EU)に対して新提案を示す見通し。その内容とギリシャ国民投票を受けたEUなど債権団の姿勢が注目を集めている。ただ、ギリシャ・EU側ともに譲歩は難しく、なお膠着状態が続く可能性はある。為替市場も、身動きがとりづらい状態のなかドル・円相場は一進一退が続くこともあり得る。ユーロは1ユーロ=1.10ドルの節目を割り込みつつあり、下値を試す動きも予想される。この日は米国で5月貿易統計などが発表されるほか、あすは国内では5月国際収支と6月の景気ウォッチャー調査などが公表される予定だ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均