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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):CVSベイ、ハークスレイ、ブックオフ、日本プロセス

■CVSベイ <2687>  161円  +41 円 (+34.2%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 6日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地」が好感された。
 CVSベイ <2687> が7月6日大引け後(15:30)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の8300万円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の1億4000万円に対する進捗率は59.3%に達し、5年平均の38.1%も上回った。
  ⇒⇒CVSベイの詳しい業績推移表を見る

■ハークスレイ <7561>  1,042円  +61 円 (+6.2%)  本日終値
 7日午後、ハークスレイ <7561> が発行済み株式数(自社株を除く)の10.01%にあたる100万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は15年7月8日から16年1月7日まで。

■ブックオフ <3313>  910円  +19 円 (+2.1%)  本日終値
 6日、ブックオフ <3313> が月次売上高を発表。「ブックオフ」既存店の6月の売上高は前年同月比4.9%増と3ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。商品タイトルごとの需給バランスを考慮した値付けオペレーションの改善が寄与し、単行本の売上高が前年同月を大きく上回った。ジャンルとしてはコミック、音楽ソフト、映像ソフトの売上高が前年比でプラスとなったことも堅調の背景。また、「リユース」も既存店売上高が前年同月比5.1%増となり、順調に推移している。

■日本プロセス <9651>  1,101円  -124 円 (-10.1%)  本日終値
 6日に決算を発表。「今期経常は21%減益、前期配当増額も今期減配」が嫌気された。
 日本プロセス <9651> [JQ] が7月6日大引け後(15:00)に決算を発表。15年5月期の連結経常利益は前の期比25.6%増の5.3億円に伸びたが、16年5月期は前期比21.3%減の4.2億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を30円→35円(前の期は30円)に増額し、今期は前期比5円減の30円に減配する方針とした。
  ⇒⇒日本プロセスの詳しい業績推移表を見る

■カーリットH <4275>  571円  -48 円 (-7.8%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 6日、カーリットH <4275> が300万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限45万株の第三者割当増資の実施を発表。新株発行が最大で発行済み株式数の約16.7%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。最大で19億8200万円の調達資金については、信号炎管設備やリチウム二次電池の電池試験所設備、過塩素酸アンモニウム製造設備の増設資金などに充てる。

■ユー・エス・エス <4732>  2,221円  +53 円 (+2.4%)  本日終値
 6日に発表した「1Q中古車オークション成約台数は7%増」が買い材料。
 第1四半期(4-6月)のUSSグループの中古車オークション実績は出品台数が前年同期比4.2%増、成約台数が7.0%増。

■フライングガーデン <3317>  970円  +36 円 (+3.9%)  本日終値
 6日に発表した「6月の既存店売上高は前年比0.1%増」が買い材料。

■アールテック・ウエノ <4573>  1,562円  +22 円 (+1.4%)  本日終値
 6日に発表した「『ウノプロストロン』の新作用を確認」が買い材料。
 同社の創設者が開発した「ウノプロストン」(開発コード:UF-021)について旭川医大が新たな血管拡張作用機序研究結果の論文を発表。「ウノプロストン」の血管拡張作用について、ブタの摘出網膜血管動脈を用いて研究した結果、従来報告されていた血管平滑筋のBKチャネルを介した作用だけでなく、血管内皮の一酸化窒素を介した作用による血管拡張作用が確認された。

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