市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):Dダイニング、トライSTG、eBASE、ボルテージ

■ダイヤモンドダイニング <3073>  1,510円  +103 円 (+7.3%)  本日終値
 6月30日、東証がDダイニング <3073> [東証2]を7月7日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■トライステージ <2178>  1,715円  +106 円 (+6.6%)  本日終値
 6月30日、トライSTG <2178> [東証M] が決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の2.2億円に急拡大して着地したことが買い材料。主力のテレビ通販支援で提案力といった営業力強化などが奏功し、10.9%の大幅増収を達成。メディア枠の仕入れ価格の抑制で、採算も改善したことが寄与した。上期(3-8月)計画の3.3億円に対する進捗率が66.8%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。目標配当性向100%に沿い、期末一括配当を従来計画の20円→54円(前期は71円)に大幅増額修正。前日終値ベースの配当利回りが3.36%に急上昇し、配当狙いの買いも誘った。

■eBASE <3835>  1,585円  +45 円 (+2.9%)  本日終値
 6月30日、東証が1日売買分からeBASE <3835> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■ボルテージ <3639>  2,630円  +61 円 (+2.4%)  本日終値
 6月30日、東証が1日売買分からボルテージ <3639> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■石山GWH <7708>  9円  -8 円 (-47.1%)  本日終値
 30日に発表した「8月1日付で上場廃止」が売り材料。

■リアルコム <3856>  335円  -65 円 (-16.3%)  本日終値
 30日に発表した「監理銘柄(確認中)に指定の見込み」が売り材料。
 東証は同社株式を7月1日付で監理銘柄(確認中)に指定する見込み。

■トランスジェニック <2342>  1,020円  -143 円 (-12.3%)  本日終値
 6月30日、東証と日証金がトランスG <2342> [東証M]について7月1日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。同日、医化学創薬との戦略的資本業務提携を発表。同社が持つ創薬支援ツールと医化学創薬が持つ新規抗体医薬品開発システムを融合し、付加価値が高い創薬プラットフォームの構築を目指す。この発表が好感され朝方は反発して始まったものの、半月足らずで900円超上昇してきたこともあって、買い一巡後は信用規制をマイナス視する売り圧力が高まった。

■ツルハホールディングス <3391>  9,970円  +440 円 (+4.6%)  本日終値
 30日に発表した「6月度の既存店売上高は前年比7.7%増」が買い材料。
 6月度の既存店売上高は前年同月比7.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。

■ジーエヌアイグループ <2160>  265円  +11 円 (+4.3%)  本日終値
 30日に発表した「子会社がF351の治験で補助金を受領」が買い材料。
 子会社の上海ジェノミクス有限公司は、肝線維症に対するF351の第2相臨床試験のために、上海市政府から100万人民元(約2009万円)の補助金を受領する。治験終了時に残り20万人民元(約401万円)を受領する予定。

■平和堂 <8276>  2,889円  -151 円 (-5.0%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 30日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は8%減益で着地」が嫌気された。
 平和堂 <8276> が6月30日大引け後(15:00)に決算を発表。16年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比7.6%減の32.5億円に減り、3-8月期(上期)計画の72億円に対する進捗率は45.3%となり、5年平均の45.4%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒平和堂の詳しい業績推移表を見る

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均