【市況】東京株式(寄り付き)=ギリシャ問題横目に買い手控え
26日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比12円安の2万758円と小幅続落。ギリシャ債務問題は金融支援に向けた交渉難航が伝わっており、前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに続落、東京市場でもリスク回避ムードが継続している。外国為替市場では足もと1ドル=123円半ばと円高含みでもみ合っており、これも買い手控えにつながっている。ただ下値では、日銀のETF買いや好調な企業業績見通しを支えに押し目買いが期待され底堅さを発揮しそうだ。主力株は海外市場の動向をにらみ手掛けづらさがあるものの、TPP関連などへの個別物色意欲は根強く、全体地合いを下支えする展開が予想される。寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種程度が高く値上がり上位に繊維、空運、精密機器、海運など。半面、値下がりではゴム製品、石油、鉱業、食料品、医薬品など。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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