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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ラクオリア、協立電機、Ysテーブル、秀英

■ラクオリア創薬 <4579>  429円  +15 円 (+3.6%)  本日終値
 24日、ラクオリア <4579> [JQG]が米アラガン社から注射用抗菌剤「ダルババンシン」の日本における開発・販売・製造権を再取得すると発表したことが買い材料。「ダルババンシン」は、初回1000mg、1週間後に500mgのわずか2回の投薬で治療効果が認められた唯一の注射用抗菌剤。同社は10年12月にDurata Therapeutics(現アラガン社)との間で保有していたダルババンシンに関する権利を譲渡する契約を締結。契約一時金の受領とともに、日本での開発進捗に応じたマイルストーンと販売ロイヤリティを受け取る権利を取得していた。今回、「ダルババンシン」の国内開発の現状に基づき、アラガン社と協議を行った結果、権利譲渡契約の規定に従い、日本での権利を再取得することが確定した。なお、権利再取得にかかる費用は発生しない。発表を受けて、「ダルババンシン」の日本での開発・販売・製造権の再取得による収益貢献に期待する買いが向かった。

■協立電機 <6874>  1,940円  +52 円 (+2.8%)  本日終値
 24日、協立電機 <6874> [JQ]が経済産業省(一般社団法人 環境共創イニシアチブSII)の平成27年度「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」に係る「エネマネ事業者」(エネルギー管理支援サービス事業者)に採択されたと発表したことが買い材料。同社システム「KD Energy Saving Open System」が、SIIからエネルギーマネージメントシステム「EMS」として登録をされ、同システムを導入する顧客への支援や申請代行、成果報告の代行を行うことが可能となる。静岡県内の企業としては初の採択。同時に、機械器具の製造など手掛けるベンジー工業との業務提携を発表したことも好感された。製薬・化学向けバルブの保守点検などメンテナンスサポートを強みとするベンジー工業と、FAシステムやアクチュエーターの販売・メンテナンスの分野で連携する。

■Ysテーブル <2798>  2,750円  +60 円 (+2.2%)  本日終値
 24日、東証がYsテーブル <2798> [東証M]を7月1日付で市場2部に市場変更すると発表したことが買い材料。発表を受けて、知名度や流動性の向上を期待する買いが向かった。

■秀英予備校 <4678>  655円  -5 円 (-0.8%)  本日終値
 24日、東証と日証金が秀英 <4678> について25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ディア・ライフ <3245>  2,599円  +194 円 (+8.1%)  本日終値
 24日に発表した「マンション開発用地を取得」が買い材料。
 東京都品川区にマンション開発用地を取得。取得金額は14年9月期の連結純資産(17.99億円)の30%未満。

■ケイティケイ <3035>  424円  -35 円 (-7.6%)  本日終値
 24日に業績修正を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落」が嫌気された。
 KTK <3035> [JQ] が6月24日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。15年8月期の連結経常損益を従来予想の8200万円の黒字→5100万円の赤字(前期は9600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒ケイティケイの詳しい業績推移表を見る

■メディア工房 <3815>  999円  +26 円 (+2.7%)  本日終値
 24日に発表した「5月の売上高は前年同月比7.5%増」が買い材料。
 5月の連結売上高は前年同月比7.5%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。

■スパークス・グループ <8739>  257円  +4 円 (+1.6%)  本日終値
 24日に発表した「不動産投資ファンドで投資実行」が買い材料。
 海外の政府系ファンドの第11号案件として、神奈川県横浜市に所在するホテル(資産額約50億円)への投資を実行。第11号案件のために国内に設立された私募ファンドの運営は子会社のSATM社が受託。

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