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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):SRAHD、ユニーGHD、日本マイクロ、瑞光

■SRAホールディングス <3817>  2,352円  +400 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 24日、SRAHD <3817> が18年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度の18年3月期に経常利益50億円、目標配当性向を50%に引き上げる方針を示したことが買い材料視された。中期計画では、企業価値や株主価値の向上を目指し、(1)既存事業における収益性の向上、(2)ビジネスモデルの変革、(3)「自社IP製品ビジネス×海外ビジネス」の強化、(4)株主還元のさらなる充実に取り組むとしている。

■ユニーGHD <8270>  767円  +15 円 (+2.0%)  本日終値
 野村証券が24日付でユニーGHD <8270> の投資判断を「リデュース(弱気)→ニュートラル(中立)」に引き上げ、目標株価を525円→720円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、ユニー中心に不振が続いているが改めての驚きはなく、統合予定のファミリーM <8028> の業績は回復していると指摘。統合比率は8月に発表予定ながら、今後の経営統合も見据えて「中立」姿勢に変更したという。また、統合による閉塞脱却の可能性から、中期営業利益を増額するとともに割引率を引き下げ、DCF法による目標株価を引き上げた。

■日本マイクロニクス <6871>  3,130円  -700 円 (-18.3%) ストップ安   本日終値
 24日に発表した「二次電池batteniceの開発体制変更」が売り材料。
 グエラテクノロジー(GT)との二次電池batteniceの共同研究開発体制を終了し、GT社が保有する特許などの同社に対するライセンス等に係わる特許・ライセンス契約に移行する。今後は大学などと連携してbatteniceの開発を継続し、その特長を生かした用途での製品化を目指す。

■瑞光 <6279>  4,280円  -140 円 (-3.2%)  本日終値
 24日、瑞光 <6279> [東証2] が決算を発表。15年3-5月期(1Q)の連結最終利益が前年同期比14.8%減の1.6億円に減ったことが売り材料。中国の上海工場で衛生用品製造機械の生産に遅れたが生じたことや、税負担の増加も響いた。

■アイフラッグ <2759>  97円  +30 円 (+44.8%) ストップ高   本日終値
 24日、アイフラッグ <2759> [JQ]を光通信 <9435> が株式交換によって10月2日付で完全子会社化すると発表したことが買い材料。同社株1株に対して光通信株0.012株を割り当てる。光通信の24日終値8500円から算出した理論価格は102円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。完全子会社化により、同社は資金を安定的に確保し、光通信の展開する業種別特化型事業との相乗効果を高め、収益力の強化を図る。なお、同社株は9月29日に上場廃止となる予定。

■ウェッズ <7551>  1,490円  +86 円 (+6.1%)  本日終値
 24日、ウェッズ <7551> [JQ]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■アイネット <9600>  1,174円  +63 円 (+5.7%)  本日終値
 24日、アイネット <9600> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.03%にあたる30万株(金額で3億8000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月25日から9月18日まで。

■Eストアー <4304>  1,273円  +50 円 (+4.1%)  本日終値
 24日、Eストアー <4304> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の13.79%にあたる40万8800株(金額で4億9962万2400円)を上限に、25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は24日終値の1223円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

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