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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):佐鳥電機、応用技術、中央魚、Gダイニング

■佐鳥電機 <7420>  873円  +33 円 (+3.9%)  本日終値
 18日、佐鳥電機 <7420> が15年5月期の連結経常利益を従来予想の21億円→23.4億円に11.4%上方修正。増益率が31.3%増→46.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。前期業績の上方修正は昨年12月に続き、2回目。産業インフラ向け電子機器などの販売低迷で売上が計画を下回ったものの、円安による為替差益の増加が利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の期末配当を従来計画の12円→18円(前の期は14円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが10.1倍→9.0倍に低下する一方、期末の配当利回りが2.14%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■応用技術 <4356>  778円  +28 円 (+3.7%)  本日終値
 18日、応用技術 <4356> [JQ] が15年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.6億円→2.2億円に34.9%上方修正。従来の25.2%減益予想から一転して0.9%増益見通しとなったことが買い材料。設計支援や保守支援ソリューションの受注が堅調に推移する中、営業支援ソリューションにおいて複数の大型案件が完工したことが寄与する。

■中央魚類 <8030>  276円  +4 円 (+1.5%)  本日終値
 18日、中央魚 <8030> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.68%にあたる110万株(金額で2億9920万円)を上限に、19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は18日終値の272円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■グローバルダイニング <7625>  372円  -24 円 (-6.1%)  本日終値
 18日、東証と日証金がGダイニング <7625> [東証2]について19日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■アズジェント <4288>  934円  -23 円 (-2.4%)  本日終値
 18日、東証と日証金がアズジェント <4288> [JQ]について19日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■山洋電気 <6516>  1,023円  +33 円 (+3.3%)  本日終値
 18日に発表した「高風量・長寿命の防水ファンを発売」が買い材料。
 通信中継局や太陽光発電用パワーコンディショナーなど向けの高風量・長寿命の防水ファンを発売。高水準の防水・防塵性能を持ち、業界トップの長寿命を実現。

■日立金属 <5486>  1,968円  +59 円 (+3.1%)  本日終値
 18日に発表した「中国でネオジム磁石の合弁設立」が買い材料。
 中国の中科三環とネオジム磁石の合弁会社を設立。出資比率は同社が51%、中科三環が49%。同社の子会社として中国市場において、ネオジム磁石の原材料調達から製造、販売まで年間生産2000トン規模で一貫生産体制を担う。17年度に売上高100億円程度を目指す。

■日立ハイテクノロジーズ <8036>  3,410円  +85 円 (+2.6%)  本日終値
 18日に発表した「独社と遺伝子検査事業で提携」が買い材料。
 ドイツのライフサイエンス・分子診断事業の大手企業キアゲン社と遺伝子検査事業で提携。まず、PCR法を用いた全自動遺伝子自動分析装置や次世代シーケンシング技術を用いた自動化システムを共同開発する。

■プレミア投資法人 <8956>  660,000円  +14,000 円 (+2.2%)  本日終値
 18日に決算を発表。「今期経常は3%増益へ」が好感された。
 プレミア <8956> [東証R] が6月18日大引け後(15:00)に決算を発表。15年4月期の経常利益は前の期比20.8%増の28.2億円になり、15年10月期も前期比2.8%増の29億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒プレミア投資法人の詳しい業績推移表を見る

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