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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):オープンH、ジャムコ、オプティム、Drシーラボ

■オープンハウス <3288>  3,920円  +230 円 (+6.2%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付でオープンH <3288> の投資判断を新規に「バイ(買い)」とし、目標株価を4850円に設定したことが買い材料。リポートでは、都心部を中心に事業を展開する同社は仕入れ・営業に強みを持ち、郊外に拠点を置く同業他社比でコスト転嫁できるため中期的に成長余地があると報告。営業拠点の拡大による建売事業の安定成長に加え、流動化など周辺事業の拡大により最高利益更新が続くとみている。同証券では、15年9月期の連結営業利益は前期比45.5%増の200億円(会社計画も同じ)と従来予想を据え置いたが、続く16年9月期は従来予想の220億円→230億円に上方修正。さらに17年9月期は260億円に拡大すると予想している。

■ジャムコ <7408>  3,930円  +225 円 (+6.1%)  本日終値
 18日、ジャムコ <7408> が、エアバス社の最新鋭大型旅客機A350型機の客室後方に搭載されるギャレー(厨房設備)とラバトリー(化粧室)が一体となったICEリアギャレーを受注したと発表したことが買い材料視された。同社はかねてからエアバス社に対し、A350型機を除く全ての機種の垂直尾翼用縦通材(ストリンガー)や、A380型機向けフロアービームなどの構造部材を供給してきたが、内装品関連では、今回が初の受注となる。初号機の納入は17年中旬を予定し、納入先はエアバス社仏トゥールーズ工場となる見込みで、将来的な収益拡大に期待した買いが向かった。

■オプティム <3694>  5,490円  +310 円 (+6.0%)  本日終値
 18日に発表した「実業之日本社と『タブホ』で提携」が買い材料。
 トータル電子雑誌サービス「タブレット使い放題・スマホ使い放題(タブホ)」への電子雑誌コンテンツ供給について、実業之日本社と業務提携するとともに、ぶんか社との提携を拡大。実業之日本社の2タイトルと、ぶんか社の5タイトルを読み放題ラインナップに追加。

■ドクターシーラボ <4924>  4,000円  +160 円 (+4.2%)  本日終値
 18日、Drシーラボ <4924> が7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■オンコセラピ <4564>  421円  +14 円 (+3.4%)  本日終値
 18日、OTS <4564> [東証M]が米国のシカゴ大学で実施中の低分子化合物「OTS167」の固形がんに対する第I相臨床試験で、経口投与した際の消化管吸収性の確認を目的とした試験を追加して行うと発表したことが買い材料。すでに米国食品医薬品局(FDA)と同大学治験審査委員会の承認を取得し、試験実施に関わる諸手続きを完了した。「OTS167」は、ゲノム包括的遺伝子解析により発見された新規キナーゼ「MELK」を標的とし、がん幹細胞に対する効果が期待できる新しい作用機序の分子標的治療薬。今回の追加試験で一定量以上の吸収性が確認されれば、現行の注射剤だけでなく経口製剤を用いた臨床開発を進める予定。経口製剤は利便性が高く、より多くのがん種において、より短期間で「OTS167」の有用性を検証できるものとして期待されており、その実用化による収益貢献に期待する買いが向かった。

■三洋化成工業 <4471>  901円  +11 円 (+1.2%)  本日終値
 三洋化 <4471> が反発。日経新聞が19日付で、「三洋化成工業は自動車の燃費を改善するエンジンオイル用添加剤を増産する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「2018年までに米国や東南アジアで新工場を建設するなどして生産能力を3割高める」という。高収益のエンジンオイル用添加剤を増産による収益拡大に期待した買いが向かった。

■システクアイ <2345>  1,090円  +150 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値
 18日、システクアイ <2345> [東証2]がサイバー <4751> に多機能eラーニングプラットフォーム「iStudy Enterprise Server」を試験提供すると発表したことが買い材料。「iStudy Enterprise Server」は金融業界などの分野で圧倒的なシェアを誇り、3月末で提供するユーザーは累計538社、118万アカウントを超す。成長著しいスマートフォンコンテンツやインターネット市場で同プラットフォームを展開し成長を加速するために、業界のリーディングカンパニーに対する試験提供を通じて製品の認知度向上と、多様化するニーズへの対応を目指す。成長市場でのシェア拡大による成長力の底上げに期待する買いが殺到した。

■ピープル <7865>  1,988円  +138 円 (+7.5%)  本日終値
 18日、ピープル <7865> [JQ]が5月の売上高は前年同月比36.6%増になったと発表したことが買い材料。前年同月を上回るのは2ヵ月連続で、4月の17%増から伸び率が急拡大した。海外販売は前年並みだったものの、ゴールデンウィーク商戦の国内販売で玩具、自転車ともに売れ行きが堅調だった。

■アエリア <3758>  2,381円  +120 円 (+5.3%)  本日終値
 18日、アエリア <3758> [JQ]が、26日に配信開始する恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」の事前登録者が9万人を突破したと発表したことが買い材料視された。16日には8万人突破が発表されており、短期間での事前登録者の増加に好感した買いが向かった。

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