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【通貨】あす(19日)の為替相場見通し=落ち着き処探る展開に

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、122円台後半への急落後の落ち着きどころを探る展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=122円20~123円50銭、1ユーロ=139円00~140円50銭。この日は17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で発表された政策金利見通しから、利上げは緩やかなものになるとの見方が浮上。これを受け、ドル買い・円売りポジションの反対売買が活発化。朝方に123円60銭前後まで値を戻したが、夕方にかけ122円60銭台まで急落した。今晩はユーロ圏財務相会合があるほか、あすは日銀金融政策決定会合の結果発表があり、重要イベントをこなすことになり依然激しい値動きも予想される。ただ、「きょうのドルの下落は行き過ぎでは」(アナリスト)との見方もあり、売り一巡後は123円台に値を戻す展開もあり得る。この日、米国で発表の5月CB景気先行総合指数などの内容も注目されそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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