市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は大幅に4日続落、終値で約1ヶ月ぶりの2万円割れ/相場概況


日経平均は大幅に4日続落。17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受けて、米国株式市場は上昇。ただ、シカゴ日経225先物清算値は20160円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする形で25円安からスタートした。ギリシャ支援協議に進展が見られないことを嫌気したリスク回避の売りなどから、寄り付き後は下げ幅を拡大。朝方の売り一巡後も軟調に推移した。後場に入ると、円相場が1ドル=122円台まで円高に振れたこともあり、大引け前に節目の2万円台を割り込んで本日の取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比228.45円安の19990.82円となった。東証1部の売買高は20億2396万株、売買代金は2兆3006億円だった。業種別では、空運業、石油・石炭製品、保険業、証券、輸送用機器が下落率上位だった。一方、上昇したのは電気・ガス業のみだった。

個別では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>など売買代金上位は全般軟調。住友不<8830>は3%安、SUMCO<3436>は5%超の下落に。また、Vテク<7717>、リソー教育<4714>、新日無<6911>などが東証1部下落率上位となった。一方、東電力<9501>、村田製<6981>、楽天<4755>などが堅調。アルプス<6770>は上場来高値を更新し、終値では2.9%高に。また、さが美<8201>、MrMax<8203>、寿スピリッツ<2222>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均