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【通貨】あす(17日)の為替相場見通し=FOMC結果待ちで様子見も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、依然、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで模様眺め姿勢が続きそうだ。予想レンジは1ドル=123円00~124円00銭、1ユーロ=138円50~140円20銭。この日は朝方から123円前半でのもみ合いが続いたが、午前10時30分過ぎに黒田日銀総裁の国会答弁の発言が流れると一時、123円70銭台まで円が売られる場面があった。ただ、円売り一巡後は123円50銭前後で推移した。今晩のニューヨーク市場では、米5月住宅着工件数の発表があるが、市場予想から大きく外れなければ123円中盤を中心とした一進一退の基調は続きそうだ。波乱要因となりそうなのは、ギリシャ問題を背景とするユーロの動向だ。ギリシャ支援は今月末の期限が迫っているが、18日にはユーロ圏財務相会合が予定されている。ギリシャ情勢に対して、何らかの進展があるかを巡る神経質な展開が予想される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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