【材料】ウインテストが続急落、タカトリと資本業務提携を解消

　15日、ウインテスト <6721> [東証２]がタカトリ <6338> [東証２]との資本業務提携を解消すると発表したことが嫌気された。

　事業環境の変化でタカトリの主力製品が小型液晶パネル向け偏光板貼り付け装置になったことに伴い、同社による圧着装置に関わる検査装置の研究開発を縮小したことが要因。

　提携解消により、タカトリが保有する同社株215万7800株(保有割合35.05％)については市場内外で売却するとしているが、将来的な株式需給の悪化が懸念された。

　同日には決算を発表。15年7月期第3四半期累計(14年8月-15年4月)の経常損益(非連結)は1億3300万円の赤字(前年同期は2億0400万円の赤字)に赤字幅が縮小したものの、直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の経常損益は6400万円の赤字(前年同期は5900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

　株探ニュース