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【通貨】来週の為替相場見通し=FOMCを注視の展開

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、17日から18日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円80~125円00銭、1ユーロ=136円00~140円00銭。この週は黒田日銀総裁の円安けん制発言があり、一時122円中盤まで円高に振れる場面があった。今月初旬まで急激なドル高・円安が進んだだけに利益確定売りから、一気に円高が進んだ。来週はFOMCに加え18日から19日にかけ日銀金融政策決定会合がある。最大の焦点はFOMCで、金融政策は現状維持の見通しだが会合後のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が注目される。また、FF金利予測に変更があるか、なども関心を集めそうだ。また、日銀会合では黒田日銀総裁の会見がポイントとなる。さらに市場はギリシャ情勢の行方も懸念視しており、状況次第で波乱要因となる可能性がある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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