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【市況】東京株式(前引け)=押し目買い意欲高まり急反発

 11日前引けの日経平均株価は前日比288円高の2万335円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は10億7134万株、売買代金概算は1兆2596億9000万円。値上がり銘柄数は1533、対して値下がり銘柄数は254、変わらずは98銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて大幅上昇となったことを受けて、主力株中心に広範囲に買いが先行した。値上がり銘柄数は1500を超え、東証1部全体の8割以上を占めている。あすにメジャーSQを控えるが、前日までの下落で値ごろ感が生じており、買い意欲は寄り後も衰えず次第高の展開となった。外国為替市場で1ドル=123円台をキープするなど円高が一服していることも買い安心感につながった。先物主導の裁定買いも寄与したかたち。
 個別では三菱UFJ<8306>が商いを伴い買われ、トヨタ<7203>も上昇。ファーストリテ<9983>も大きく上昇した。丹青社<9743>が大幅高、神戸物産<3038>、ドンキホーテHD<7532>も急伸。エイベックス<7860>、グリコ<2206>も大幅に買われた。JR東海<9022>も物色人気。半面、クボテック<7709>が大幅安、マーベラス<7844>、ファナック<6954>も値を下げた。東レ<3402>も安い。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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