【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ペプドリ、丹青社、GMO-PG、GMO-CH
■ペプチドリーム <4587> 11,980円 +1,470 円 (+14.0%) 本日終値
9日、ペプドリ <4587> [東証M]が6月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■丹青社 <9743> 1,059円 +81 円 (+8.3%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
9日、丹青社 <9743> が決算を発表。15年2-4月期(第1四半期)の連結経常利益が前年同期比11.2%増の24億円に伸びて着地したことが買い材料。企業の設備投資の増加を背景に、ショッピングセンターやホテル改装などの受注が伸びたことが寄与。上期計画の21.2億円を既に13.3%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、7月31日現在の株主を対象に1→1.5の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の2に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■GMO-PG <3769> 3,195円 +210 円 (+7.0%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
9日に発表した「三井住友銀行と資本業務提携」が買い材料。
三井住友FG <8316> 傘下の住友銀行と資本業務提携する。GMO <9449> と住友銀行を引受先に第三者割当増資を実施し、約80億円を調達する。三井住友銀行は3.36%を保有する第3位株主となる。両社はクレジットカードなどの決済代行ビジネスの合弁会社を設立する。なお、第三者割当増資に伴う新株発行は258万7300株で、発行済み株式数の7.5%に相当する。
■GMO-CH <7177> 1,170円 +54 円 (+4.8%) 本日終値
9日、GMO-CH <7177> [JQ]が初めて株主優待を実施すると発表したことが買い材料。6月30日現在に100株以上を保有する株主を対象に、次の3つ株主優待を実施する。(1)GMOクリック証券における売買手数料について、10月1日~16年3月31日に生じた取引手数料相当額を、100株以上300株未満で3000円、300株以上1000株未満で5000円、1000株以上で10000円をキャッシュバックする。(2)GMOクリック証券監修のもと開発された「モウカレーうどん」3食分を贈呈する。(3)GMOクリック証券における同社の株式について、10月1日~16年3月31日に生じた買付手数料相当額をキャッシュバックする。株主還元の強化を好感する買いが向かった。
■大和工業 <5444> 3,050円 +140 円 (+4.8%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
10日朝、大和工 <5444> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.29%にあたる20万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月10日から6月19日まで。
■米久 <2290> 1,913円 +84 円 (+4.6%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
9日、米久 <2290> が16年3月期(13ヵ月の変則決算)の連結経常利益を48億円→60億円に25.0%上方修正したことが買い材料。食肉相場が堅調に推移する中、販促効果などで加工品の販売が伸びることが寄与。生産性の改善や物流の効率化に取り組むことも上振れに貢献する。
■TOKAI <3167> 490円 -41 円 (-7.7%) 本日終値 東証1部 下落率2位
9日、TOKAI <3167> が100億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが売り材料。調達資金は60億円を子会社の設備投資、残り40億円を短期借入金の返済に充てる。転換価格は585円。発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は11.01%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■コマニー <7945> 2,040円 +400 円 (+24.4%) ストップ高 本日終値
9日に発表した「東証2部に上場承認」が買い材料。
東証はコマニー <7945> [名証2]の16日付での市場2部への上場を承認。同社株は従来の名古屋2部市場に加え、東証2部市場でも売買が可能になる。
■ASJ <2351> 660円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
9日、ASJ <2351> [東証M]がVISA、MasterCardなど国際5ブランドが共同で定めたクレジットカード情報の安全管理(セキュリティ)基準である「PCIDSS」の中で最も厳格な「PCIDSS Ver.3.0 Level 1」の完全準拠認定を1日付で取得したと発表したことが買い材料。認定取得により、同社の決済システムが国際的なセキュリティ水準に達していることが第三者機関に証明されたことになり、企業価値の向上に期待する買いが向かった。
■シーイーシー <9692> 1,078円 +80 円 (+8.0%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
9日、シーイーシー <9692> が決算を発表。15年2-4月期(第1四半期)の連結経常利益が43.3%増の10.9億円に拡大して着地したことが買い材料。公共・金融・製造業向けシステム構築が伸びたシステムインテグレーション事業が収益を牽引した。自社製品の販売増加による採算改善に加え、有価証券評価益の発生も増益に貢献する。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を25億円→30億円(前期は28.2億円)に20.0%上方修正。従来の11.3%減益予想から一転して6.4%増益見通しとなった。
株探ニュース
9日、ペプドリ <4587> [東証M]が6月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■丹青社 <9743> 1,059円 +81 円 (+8.3%) 本日終値 東証1部 上昇率トップ
9日、丹青社 <9743> が決算を発表。15年2-4月期(第1四半期)の連結経常利益が前年同期比11.2%増の24億円に伸びて着地したことが買い材料。企業の設備投資の増加を背景に、ショッピングセンターやホテル改装などの受注が伸びたことが寄与。上期計画の21.2億円を既に13.3%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、7月31日現在の株主を対象に1→1.5の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の2に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■GMO-PG <3769> 3,195円 +210 円 (+7.0%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
9日に発表した「三井住友銀行と資本業務提携」が買い材料。
三井住友FG <8316> 傘下の住友銀行と資本業務提携する。GMO <9449> と住友銀行を引受先に第三者割当増資を実施し、約80億円を調達する。三井住友銀行は3.36%を保有する第3位株主となる。両社はクレジットカードなどの決済代行ビジネスの合弁会社を設立する。なお、第三者割当増資に伴う新株発行は258万7300株で、発行済み株式数の7.5%に相当する。
■GMO-CH <7177> 1,170円 +54 円 (+4.8%) 本日終値
9日、GMO-CH <7177> [JQ]が初めて株主優待を実施すると発表したことが買い材料。6月30日現在に100株以上を保有する株主を対象に、次の3つ株主優待を実施する。(1)GMOクリック証券における売買手数料について、10月1日~16年3月31日に生じた取引手数料相当額を、100株以上300株未満で3000円、300株以上1000株未満で5000円、1000株以上で10000円をキャッシュバックする。(2)GMOクリック証券監修のもと開発された「モウカレーうどん」3食分を贈呈する。(3)GMOクリック証券における同社の株式について、10月1日~16年3月31日に生じた買付手数料相当額をキャッシュバックする。株主還元の強化を好感する買いが向かった。
■大和工業 <5444> 3,050円 +140 円 (+4.8%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
10日朝、大和工 <5444> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.29%にあたる20万株(金額で6億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月10日から6月19日まで。
■米久 <2290> 1,913円 +84 円 (+4.6%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
9日、米久 <2290> が16年3月期(13ヵ月の変則決算)の連結経常利益を48億円→60億円に25.0%上方修正したことが買い材料。食肉相場が堅調に推移する中、販促効果などで加工品の販売が伸びることが寄与。生産性の改善や物流の効率化に取り組むことも上振れに貢献する。
■TOKAI <3167> 490円 -41 円 (-7.7%) 本日終値 東証1部 下落率2位
9日、TOKAI <3167> が100億円の新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが売り材料。調達資金は60億円を子会社の設備投資、残り40億円を短期借入金の返済に充てる。転換価格は585円。発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は11.01%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■コマニー <7945> 2,040円 +400 円 (+24.4%) ストップ高 本日終値
9日に発表した「東証2部に上場承認」が買い材料。
東証はコマニー <7945> [名証2]の16日付での市場2部への上場を承認。同社株は従来の名古屋2部市場に加え、東証2部市場でも売買が可能になる。
■ASJ <2351> 660円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
9日、ASJ <2351> [東証M]がVISA、MasterCardなど国際5ブランドが共同で定めたクレジットカード情報の安全管理(セキュリティ)基準である「PCIDSS」の中で最も厳格な「PCIDSS Ver.3.0 Level 1」の完全準拠認定を1日付で取得したと発表したことが買い材料。認定取得により、同社の決済システムが国際的なセキュリティ水準に達していることが第三者機関に証明されたことになり、企業価値の向上に期待する買いが向かった。
■シーイーシー <9692> 1,078円 +80 円 (+8.0%) 本日終値 東証1部 上昇率2位
9日、シーイーシー <9692> が決算を発表。15年2-4月期(第1四半期)の連結経常利益が43.3%増の10.9億円に拡大して着地したことが買い材料。公共・金融・製造業向けシステム構築が伸びたシステムインテグレーション事業が収益を牽引した。自社製品の販売増加による採算改善に加え、有価証券評価益の発生も増益に貢献する。第1四半期の好調に伴い、通期の同利益を25億円→30億円(前期は28.2億円)に20.0%上方修正。従来の11.3%減益予想から一転して6.4%増益見通しとなった。
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