【材料】バイオ関連に物色資金が集中、みずほが強気レポート、来週ヘリオス上場も株価刺激

　そーせいグループ<4565>がストップ高に買われたほか、タカラバイオ<4974>、ペプチドリーム<4587>なども物色人気を集め、バイオ関連株全般に再び投機資金が押し寄せている。全体相場は海外株安を受けて先物によるインデックス売りなどの影響から主力株への買いが手控えられやすくなっている。「短期資金は相対的に個人投資家の土俵であるバイオ関連株にターゲットが向きやすい。みずほ証券がバイオ関連セクターに強気のレポートを作成、特にそーせいとタカラバイオ、ペプチドリームについては『買い』でフォローしていることも人気再燃につながった。また、来週６月１６日にヘリオス<4593>が東証マザーズに上場する予定にあることも買いを後押ししている」（国内準大手証券）という。ヘリオスは理研から特許ライセンスを受け、眼科手術用染色剤の開発・販売や、ｉＰＳ細胞技術を駆使して治療薬を開発するバイオベンチャーで再生医療分野に新たな風を送り込むキーカンパニーとして株式市場で注目されている。

そーせいの株価は１２時４１分現在７３００円（△１０００円）カイ気配
タカラバイオの株価は１２時４１分現在１４０６円（△６３円）
ペプチドリームの株価は１２時４１分現在１万１９００円（△１３９０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）