市場ニュース

戻る
 

【通貨】あす(10日)の為替相場見通し=株式市場動向を注視へ

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、依然、手掛かり材料難となるなか、国内外の株式市場動向などに左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=123円50~124円90銭、1ユーロ=139円50~141円30銭。この日は、ドル安基調が強まるなか124円台前半に下落した。米5月雇用統計が好調で米国時間の5日に125円85銭と13年ぶりのドル高・円安水準に上昇したが、8日に米オバマ大統領が強いドルは問題と発言したとの報道が流れたことをきっかけにドル安基調が強まった。この日も軟調な地合いが続き、特に午後に日経平均株価が下げ幅を拡大させると124円10銭台まで値を下げる場面があった。あすも目立った経済指標の発表はなく、全体相場のモメンタム(勢い)に左右されそうだ。この日の米株式市場やあすの東京株式市場が下落するようなら、いったん123円台後半に値を下げる場面も予想される。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均