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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):新日空調、仙波糖化、ワットマン、日本プラスト

■新日本空調 <1952>  1,148円  +25 円 (+2.2%)  本日終値
 8日、新日空調 <1952> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.28%にあたる83万株(金額で9億3209万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値の1123円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■仙波糖化工業 <2916>  465円  +8 円 (+1.8%)  本日終値
 8日、仙波糖化 <2916> [JQ]が株主優待制度を一部変更し、拡充すると発表したことが買い材料。従来は9月末に500株以上保有する株主を対象に、一律で自社製品3000円相当を贈呈してきたが、これを3年未満の株主には同3000円相当、3年以上の株主には同5000円相当を贈呈に変更する。株主還元の強化を好感する買いが向かった。

■ワットマン <9927>  210円  +3 円 (+1.5%)  本日終値
 8日、ワットマン <9927> [JQ]が月次売上状況を発表。5月度の既存店売上高が前年同月比6.8%増と2ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。全店でも同12.7%増と2ケタの伸び率。既存店の好調に加え、新店やネット通販での家電、バッグ、貴金属、本などの売上が前年よりも堅調に推移した。

■日本プラスト <7291>  972円  +5 円 (+0.5%)  本日終値
 8日、日本プラスト <7291> [東証2]が自転車用のエアバッグを手掛けるスウェーデンのHOVDING SVERIGE AB社(HSA社)とパートナーシップ関係を結び、自転車用エアバッグ事業に参入すると発表したことが買い材料視された。自転車での死亡事故が多発するなか、自転車用エアバッグには注目が集まっている。スカーフのように身にまとい、転倒時には衝撃を吸収するエアバッグが瞬時に展開し、頭部を守る。同社はパートナーシップを結ぶことによって、HSA社が製造・販売している「HOVDING 2.0」の製造と次世代モデルの共同開発を行う。

■sMedio <3913>  4,345円  -625 円 (-12.6%) 一時ストップ安   本日終値
 8日、東証と日証金がsMedio <3913> [東証M]について9日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ナトコ <4627>  1,078円  -149 円 (-12.1%)  本日終値
 8日に決算を発表。「今期経常を一転6%減益に下方修正」が嫌気された。
  ⇒⇒ナトコの詳しい業績推移表を見る

■萩原工業 <7856>  2,158円  -174 円 (-7.5%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 8日に決算を発表。「2-4月期(2Q)経常は7%減益」が嫌気された。
 萩原工業 <7856> が6月8日大引け後(15:00)に決算を発表。15年10月期第2四半期累計(14年11月-15年4月)の連結経常利益は前年同期比5.4%増の11.9億円に伸びたが、通期計画の25億円に対する進捗率は47.8%にとどまり、5年平均の53.7%も下回った。
  ⇒⇒萩原工業の詳しい業績推移表を見る

■学情 <2301>  1,292円  -101 円 (-7.3%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 8日に決算を発表。「上期経常は23%減益で着地」が嫌気された。
 学情 <2301> が6月8日大引け後(15:00)に決算を発表。15年10月期第2四半期累計(14年11月-15年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.9%減の3.9億円に減り、通期計画の12億円に対する進捗率は33.1%にとどまり、5年平均の58.0%も下回った。
  ⇒⇒学情の詳しい業績推移表を見る

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