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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):コメ兵、シノケンG、日本電通、DLE

■コメ兵 <2780>  3,795円  +205 円 (+5.7%)  本日終値
 8日、コメ兵 <2780> [東証2]が5月度の月次売上高を発表。売上高が前年同月比18.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。訪日外国人向けの売上が好調だったうえ、前年同月が消費増税後の反動減があったことも増収幅を広げた。

■シノケングループ <8909>  1,835円  +81 円 (+4.6%)  本日終値
 8日、シノケンG <8909> [JQ] が15年6月上期の連結経常利益を27億円→36億円(前年同期は26.1億円)に33.3%上方修正し、増益率が3.4%増→37.8%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。投資用アパート・マンションの販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与する。上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も48.5億円→55億円(前期は43億円)に13.4%上方修正し、増益率が12.7%増→27.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■日本電通 <1931>  475円  +80 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 8日、日本電通 <1931> [東証2] が16年3月期の連結経常利益を8.5億円→10.3億円(前期は7.9億円)に21.2%上方修正し、増益率が6.6%増→29.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。7月に実施するTMIソリューションズの買収効果で、売上が計画を37.0%も上回ることが収益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を10円→12円(前期は10円)に増額修正し、前日終値ベースの配当利回りが3.04%に上昇したことも買いに拍車を掛けた。

■ディー・エル・イー <3686>  1,065円  +150 円 (+16.4%) ストップ高   本日終値
 DLE <3686> [東証M]が8日、ドリームI <4310> の子会社が保有する東京ガールズコレクション(TGC)に関する国内・海外の商標権を8億円で取得すると発表したことが買い材料。「TGC」は年に2回の大規模なイベントを中心にファッション・ビューティーに関する情報の発信源として若い女性に広く認知されている。同社は従来のアニメやキャラクターに加え、子会社を6月中に設立しファッションやビューティーなどの知的財産権を活用した事業を国内外で展開する。業容拡大による収益貢献に期待する買いが向かった。

■リミックスポイント <3825>  1,710円  +144 円 (+9.2%)  本日終値
 8日、リミックス <3825> [東証M]が7月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■MDV <3902>  8,290円  +670 円 (+8.8%)  本日終値
 8日、MDV <3902> [東証M]が6月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■アルトナー <2163>  1,429円  +106 円 (+8.0%)  本日終値
 8日、アルトナー <2163> [JQ] が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比73.3%増の1.5億円に拡大したことが買い材料。自動車業界の旺盛な求人需要を背景に、技術者派遣事業で稼働人数や稼働率が高水準だったことが寄与。高付加価値な業務の増加による技術者単価の上昇も増益に貢献した。上期計画の2.4億円に対する進捗率は62.9%に達しており、業績上振れが期待される。

■エスケーエレ <6677>  1,554円  +84 円 (+5.7%)  本日終値
 8日、エスケーエレ <6677> [JQ]が15年9月期の連結経常利益を23億円→30億円に30.4%上方修正。減益率が36.7%減→17.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。売上は計画を下回るものの、利益率の高い製品の売上比率が上昇することで採算が改善する。設備投資のずれ込みによる減価償却費の減少なども上振れに貢献する。前日終値ベースの予想PERが11.1倍→8.8倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ケンコーコム <3325>  990円  +31 円 (+3.2%)  本日終値
 8日、ケンコーコム <3325> [東証M]が月次売上高を発表。5月の売上高が前年同月比27.5%増の19.3億円と好調だったことが買い材料視された。リテール事業において、楽天市場に出店している楽天24での売上高が6億6400万円(前年同月は1億6300万円)と大きく伸びたことが主因。また、全体的なサイトへの訪問者数が4月と比べて増えたことも寄与したようだ。

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