【通貨】来週の為替相場見通し=米小売売上高などに注目
来週の東京外国為替市場のドル円相場は、この日発表の米雇用統計に左右されるものの、米5月小売売上高や1~3月期国内総生産(GDP)改定値などが関心を集めそうだ。予想レンジは1ドル=123円50~125円80銭、1ユーロ=138円00~143円50銭。この週は2日に125円03銭と02年12月以来、12年半ぶりの125円台に乗せた。ただ、その後は124円台を中心とする一進一退が続いた。ドイツ長期金利の上昇を受け、ユーロは対円で約5カ月ぶりに1ユーロ=140円台をつけた。来週は11日の米5月小売売上高が市場の関心を集めそうだ。米国個人消費が堅調なら、米利上げ観測が一段と強まる可能性がある。また、国内では8日に1~3月期GDP改定値の発表があり、前期比年率2.4%増の速報値から上方修正されそうだ。
さらに、11日発表の中国小売売上高や同鉱工業生産なども、その結果が注目されている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
さらに、11日発表の中国小売売上高や同鉱工業生産なども、その結果が注目されている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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