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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):シンワアート、芦森工、泉州電、郷鉄工

■シンワアート <2437>  384円  +17 円 (+4.6%) 一時ストップ高   本日終値
 3日、シンワアート <2437> [JQ]が太陽光発電施設の開発・販売を手掛ける子会社のエーペックが新たに電力卸売事業を開始すると発表したことが買い材料。エーペックは電力卸事業参入の第一歩として、日本ロジテック協同組合が行う電力共同購買事業(エコサブ)の一部を引き受け、電力需給に必要な電力を調達し、日本ロジテックに供給する。16年の電力自由化を睨み、市場拡大が見込まれる電力卸売事業に参入するとあって、中期的な業績貢献に期待する買いが向かった。

■芦森工業 <3526>  211円  +7 円 (+3.4%)  本日終値
 芦森工 <3526> が大幅続伸。日経産業新聞が4日付で「芦森工業は韓国に自動車用エアバッグを生産する新工場を建設する」と報じたこが買い材料視された。報道によると「2016年に本格稼働する。同社として初めて韓国自動車メーカーからのエアバッグ受注に成功したため、工場建設に踏み切る」という。韓国でのエアバッグ生産強化による業績への寄与に期待した買いが向かった。

■泉州電業 <9824>  1,980円  +50 円 (+2.6%)  本日終値
 3日、泉州電 <9824> [東証2] が決算を発表。15年4月上期の連結経常利益が前年同期比10.3%増の14.6億円に伸びたことが買い材料。大規模太陽光発電所の建設需要が旺盛で電力用ケーブルが伸びたほか、病院などの耐震化向けケーブルが堅調に推移した。

■郷鉄工所 <6397>  342円  -80 円 (-19.0%) ストップ安   本日終値
 3日、東証と日証金が郷鉄工 <6397> [東証2]について4日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■日ダイナミク <4783>  1,687円  -33 円 (-1.9%)  本日終値
 3日、東証と日証金が日ダイナミク <4783> [JQ]について4日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■エディオン <2730>  919円  -35 円 (-3.7%)  本日終値
 3日に発表した「150億円のユーロ円建てCBを発行」が売り材料。
 150億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行する。調達資金は新規出店費用の一部や実店舗とネット通販の連携システムの投資のほか、自己株式取得資金に充てる。

■ながの東急百貨店 <9829>  238円  -14 円 (-5.6%)  本日終値
 3日に決算を発表。「2-4月期(1Q)経常は赤字転落で着地」が嫌気された。
 ながの東急 <9829> [JQ] が6月3日大引け後(16:30)に決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常損益は1500万円の赤字(前年同期は5900万円の黒字)に転落した。
  ⇒⇒ながの東急百貨店の詳しい業績推移表を見る

■アーキテクツ <6085>  2,800円  +100 円 (+3.7%)  本日終値
 3日に発表した「アトラと業務提携」が買い材料。
 ほねつぎアカデミー、HONEY-STYLEなどのサービスを提供するアトラと業務提携。鍼灸接骨院関係者に同社が開催するイベントを紹介し、デザイン性に優れた鍼灸接骨院の建築検討を促す。

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