【注目】話題株ピックアップ【夕刊】:カーボン、アダストリア、板硝子、松屋
■日本カーボン <5302> 412円 +40 円 (+10.8%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
2日、カーボン <5302> が米GE社、仏サフラン社と設立した合弁会社が炭化ケイ素連続繊維を量産する新工場の建設に着手すると発表したことが買い材料。航空機エンジン部材向けの需要拡大に対応し、富山県で60億円を投じ新たに第2工場を建設、生産能力を大幅に増強する。特に高機能グレード製品である「ハイニカロン」「ハイニカロン タイプS」の生産能力を現状の10倍まで拡張する。新工場の稼働は16年末を予定。航空機エンジン市場における需要拡大に伴い、同社ら3社は積極的な設備投資により世界最大規模の生産体制の構築を目指す方針。発表を受けて、成長市場の需要取り込みと生産能力の拡大による市場支配力の強化に期待する買いが向かった。
■アダストリア <2685> 3,900円 +230 円 (+6.3%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
2日に発表した「5月の既存店売上高は前年比11.0%増」が買い材料。
5月の既存店売上高は前年同月比11%増と2ヵ月連続で前年を上回った。5月は記録的な暑さとなり、夏物衣料と季節の服飾雑貨の販売が好調だった。
■日本板硝子 <5202> 140円 +6 円 (+4.5%) 本日終値
板硝子 <5202> が上伸。日経新聞が3日付で「ガラス大手の日本板硝子はマレーシアの自動車用ガラス加工工場の生産能力を5割引き上げる」と報じたことが買い材料視された。報道によると「欧州でのガラス需要減を受け昨年に閉鎖したフィンランドの工場から設備を移す」という。アジアでの需要拡大による業績への寄与に期待した買いが向かった。
■松屋 <8237> 2,111円 +77 円 (+3.8%) 本日終値
2日、松屋 <8237> が5月の売上速報を発表。銀座本店(銀座店と浅草店の合計)の売上高が前年同月比27.8%増と大きく伸びたと発表したことが買い材料。うち、銀座店は30.4%増、浅草店は0.2%増と銀座店が大幅増収を牽引した。5月2日に開催した銀座店開店90周年の記念イベントや施策が奏功した。婦人部門ではカットソーやワンピースなどの軽衣料、紳士部門ではスーツやジャケットを中心に好調で、婦人靴や雑貨も伸びた。免税売上もインターナショナルブランドや化粧品、時計を中心に引き続き好調に推移した。
■飯田GHD <3291> 1,906円 -128 円 (-6.3%) 本日終値 東証1部 下落率3位
2日、飯田GHD <3291> が300億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが売り材料。調達資金は200億円を過去の設備投資時の借入金返済に充てるほか、残額を木材の調達先であるロシア子会社への投融資に充てる。転換価格は2746円。発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は3.79%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■DWセラピ研 <4576> 1,023円 +150 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
2日、DWTI <4576> [JQG]が英国企業が開発中の眼科用鎮痛剤についてライセンス契約を結び、日本における再実施許諾権付独占的開発権・製造権・販売権を取得すると発表したことが買い材料。同剤は白内障やPRK(エキシマレーザーによる視力回復手術の一種)の術後の疼痛を緩和するもの。日本での白内障の年間手術件数は約130万件、PRKを含むエキシマレーザーによる屈折矯正手術の累積手術件数は110万眼超すと推定され、一定規模の市場が確保できると判断。同社は契約に伴い契約一時金を支払うほか、開発段階に応じたマイルストーン、販売後は販売額に応じたロイヤリティを支払う。発表を受けて、パイプラインの拡充に加え、開発領域への事業進出による中期的な収益押し上げに期待する買いが向かった。
■オートウェーブ <2666> 208円 -27 円 (-11.5%) 本日終値
2日、東証と日証金がオートW <2666> [JQ]について3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。
■日本ハウス <1873> 551円 -29 円 (-5.0%) 本日終値 東証1部 下落率4位
2日に業績修正を発表。「今期経常を16%下方修正」が嫌気された。
日本ハウス <1873> が6月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年10月期の連結経常利益を従来予想の54.8億円→46億円(前期は37.4億円)に16.1%下方修正し、増益率が46.5%増→23.0%増に縮小する見通しとなった。
⇒⇒日本ハウスの詳しい業績推移表を見る
■フェローテック <6890> 715円 +19 円 (+2.7%) 本日終値
2日に発表した「アドマップを子会社化」が買い材料。
半導体関連部品の製造・販売を手掛けるアドマップの株式66%を三井造 <7003> から譲り受け、筆頭株主として資本参加し連結子会社化へ。アドマップは独自のCVD炭化ケイ素の生産技術を持つ。
■日本トムソン <6480> 767円 +14 円 (+1.9%) 本日終値
2日に発表した「韓国に子会社を設立」が買い材料。
韓国に軸受や直動案内機器などの販売子会社を設立。グローバル市場における事業拡大の一環。
■エービーシー・マート <2670> 7,470円 +110 円 (+1.5%) 本日終値
2日に発表した「5月の既存店売上高は前年同月比10%増」が買い材料。
5月の既存店売上高は前年同月比10%増と2ヵ月連続で前年を上回った。5月はスポーツシューズやキッズシューズが引き続き好調だった。
■メディアシーク <4824> 555円 +8 円 (+1.5%) 本日終値
2日に発表した「投資有価証券売却益2200万円」が買い材料。
15年7月期に投資有価証券売却益2200万円を計上。
■ファースト住建 <8917> 1,456円 -30 円 (-2.0%) 本日終値
2日に決算を発表。「上期経常が14%減益で着地・2-4月期も7%減益」が嫌気された。
ファースト住 <8917> が6月2日大引け後(16:00)に決算を発表。15年10月期第2四半期累計(14年11月-15年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3%減の15.3億円に減り、通期計画の36.7億円に対する進捗率は41.9%にとどまり、さらに前年同期の45.5%も下回った。
⇒⇒ファースト住建の詳しい業績推移表を見る
■ITbook <3742> 1,894円 -1 円 (-0.1%) 本日終値
2日に発表した「東証が信用規制」が売り材料。
東証と日証金が3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
●ストップ高銘柄
ダルトン <7432> 291円 +80 円 (+37.9%) ストップ高 本日終値
MAGHD <8073> 299円 +80 円 (+36.5%) ストップ高 本日終値
日本アビオニクス <6946> 310円 +80 円 (+34.8%) ストップ高 本日終値
リーバイス <9836> 392円 +80 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値
EAJ <6063> 2,880円 +500 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
2日、カーボン <5302> が米GE社、仏サフラン社と設立した合弁会社が炭化ケイ素連続繊維を量産する新工場の建設に着手すると発表したことが買い材料。航空機エンジン部材向けの需要拡大に対応し、富山県で60億円を投じ新たに第2工場を建設、生産能力を大幅に増強する。特に高機能グレード製品である「ハイニカロン」「ハイニカロン タイプS」の生産能力を現状の10倍まで拡張する。新工場の稼働は16年末を予定。航空機エンジン市場における需要拡大に伴い、同社ら3社は積極的な設備投資により世界最大規模の生産体制の構築を目指す方針。発表を受けて、成長市場の需要取り込みと生産能力の拡大による市場支配力の強化に期待する買いが向かった。
■アダストリア <2685> 3,900円 +230 円 (+6.3%) 本日終値 東証1部 上昇率9位
2日に発表した「5月の既存店売上高は前年比11.0%増」が買い材料。
5月の既存店売上高は前年同月比11%増と2ヵ月連続で前年を上回った。5月は記録的な暑さとなり、夏物衣料と季節の服飾雑貨の販売が好調だった。
■日本板硝子 <5202> 140円 +6 円 (+4.5%) 本日終値
板硝子 <5202> が上伸。日経新聞が3日付で「ガラス大手の日本板硝子はマレーシアの自動車用ガラス加工工場の生産能力を5割引き上げる」と報じたことが買い材料視された。報道によると「欧州でのガラス需要減を受け昨年に閉鎖したフィンランドの工場から設備を移す」という。アジアでの需要拡大による業績への寄与に期待した買いが向かった。
■松屋 <8237> 2,111円 +77 円 (+3.8%) 本日終値
2日、松屋 <8237> が5月の売上速報を発表。銀座本店(銀座店と浅草店の合計)の売上高が前年同月比27.8%増と大きく伸びたと発表したことが買い材料。うち、銀座店は30.4%増、浅草店は0.2%増と銀座店が大幅増収を牽引した。5月2日に開催した銀座店開店90周年の記念イベントや施策が奏功した。婦人部門ではカットソーやワンピースなどの軽衣料、紳士部門ではスーツやジャケットを中心に好調で、婦人靴や雑貨も伸びた。免税売上もインターナショナルブランドや化粧品、時計を中心に引き続き好調に推移した。
■飯田GHD <3291> 1,906円 -128 円 (-6.3%) 本日終値 東証1部 下落率3位
2日、飯田GHD <3291> が300億円のユーロ円建て新株予約権付社債(転換社債=CB)を海外市場で発行すると発表したことが売り材料。調達資金は200億円を過去の設備投資時の借入金返済に充てるほか、残額を木材の調達先であるロシア子会社への投融資に充てる。転換価格は2746円。発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は3.79%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。
■DWセラピ研 <4576> 1,023円 +150 円 (+17.2%) ストップ高 本日終値
2日、DWTI <4576> [JQG]が英国企業が開発中の眼科用鎮痛剤についてライセンス契約を結び、日本における再実施許諾権付独占的開発権・製造権・販売権を取得すると発表したことが買い材料。同剤は白内障やPRK(エキシマレーザーによる視力回復手術の一種)の術後の疼痛を緩和するもの。日本での白内障の年間手術件数は約130万件、PRKを含むエキシマレーザーによる屈折矯正手術の累積手術件数は110万眼超すと推定され、一定規模の市場が確保できると判断。同社は契約に伴い契約一時金を支払うほか、開発段階に応じたマイルストーン、販売後は販売額に応じたロイヤリティを支払う。発表を受けて、パイプラインの拡充に加え、開発領域への事業進出による中期的な収益押し上げに期待する買いが向かった。
■オートウェーブ <2666> 208円 -27 円 (-11.5%) 本日終値
2日、東証と日証金がオートW <2666> [JQ]について3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。
■日本ハウス <1873> 551円 -29 円 (-5.0%) 本日終値 東証1部 下落率4位
2日に業績修正を発表。「今期経常を16%下方修正」が嫌気された。
日本ハウス <1873> が6月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年10月期の連結経常利益を従来予想の54.8億円→46億円(前期は37.4億円)に16.1%下方修正し、増益率が46.5%増→23.0%増に縮小する見通しとなった。
⇒⇒日本ハウスの詳しい業績推移表を見る
■フェローテック <6890> 715円 +19 円 (+2.7%) 本日終値
2日に発表した「アドマップを子会社化」が買い材料。
半導体関連部品の製造・販売を手掛けるアドマップの株式66%を三井造 <7003> から譲り受け、筆頭株主として資本参加し連結子会社化へ。アドマップは独自のCVD炭化ケイ素の生産技術を持つ。
■日本トムソン <6480> 767円 +14 円 (+1.9%) 本日終値
2日に発表した「韓国に子会社を設立」が買い材料。
韓国に軸受や直動案内機器などの販売子会社を設立。グローバル市場における事業拡大の一環。
■エービーシー・マート <2670> 7,470円 +110 円 (+1.5%) 本日終値
2日に発表した「5月の既存店売上高は前年同月比10%増」が買い材料。
5月の既存店売上高は前年同月比10%増と2ヵ月連続で前年を上回った。5月はスポーツシューズやキッズシューズが引き続き好調だった。
■メディアシーク <4824> 555円 +8 円 (+1.5%) 本日終値
2日に発表した「投資有価証券売却益2200万円」が買い材料。
15年7月期に投資有価証券売却益2200万円を計上。
■ファースト住建 <8917> 1,456円 -30 円 (-2.0%) 本日終値
2日に決算を発表。「上期経常が14%減益で着地・2-4月期も7%減益」が嫌気された。
ファースト住 <8917> が6月2日大引け後(16:00)に決算を発表。15年10月期第2四半期累計(14年11月-15年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比14.3%減の15.3億円に減り、通期計画の36.7億円に対する進捗率は41.9%にとどまり、さらに前年同期の45.5%も下回った。
⇒⇒ファースト住建の詳しい業績推移表を見る
■ITbook <3742> 1,894円 -1 円 (-0.1%) 本日終値
2日に発表した「東証が信用規制」が売り材料。
東証と日証金が3日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
●ストップ高銘柄
ダルトン <7432> 291円 +80 円 (+37.9%) ストップ高 本日終値
MAGHD <8073> 299円 +80 円 (+36.5%) ストップ高 本日終値
日本アビオニクス <6946> 310円 +80 円 (+34.8%) ストップ高 本日終値
リーバイス <9836> 392円 +80 円 (+25.6%) ストップ高 本日終値
EAJ <6063> 2,880円 +500 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース