【市況】あす(29日)の株式相場見通し=達成感から売り優勢、円安の揺り戻しを警戒
あす(29日)の東京株式市場は、きょうまでの記録的な10日続伸による達成感や、週末控えのポジション調整による利益確定売りも予想されるため、日経平均株価は反落の可能性が高い。
市場関係者からは「今週に入って、円安・ドル高が加速したことで、日経225指数採用の、値がさで寄与度の高い自動車株や電子部品株に物色の矛先が向いたことが、連騰記録を支える結果となった」との見方が出ていた。したがって、短期間に進んだ円安・ドル高の揺り戻しに警戒感が高まっている。
28日の東京株式市場は、前日の欧米株高に加え、一時1ドル=124円台まで達した外国為替市場での急速な円安進行を受けて、主力株中心に幅広く買われ、日経平均株価は1988年2月に13日続伸して以来、27年ぶりとなる10連騰を記録した。終値は前日比78円88銭高の2万551円46銭となり、売買代金は3兆2639億2000万円と膨らみ、1カ月ぶりの3兆円大台乗せとなった。
日程面では、4月の鉱工業生産指数・消費者物価指数・失業率・有効求人倍率・家計調査・新設住宅着工戸数、4月の自動車生産・輸出実績に注目。海外では、米1~3月期のGDP改定値、英1~3月期のGDP改定値が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「今週に入って、円安・ドル高が加速したことで、日経225指数採用の、値がさで寄与度の高い自動車株や電子部品株に物色の矛先が向いたことが、連騰記録を支える結果となった」との見方が出ていた。したがって、短期間に進んだ円安・ドル高の揺り戻しに警戒感が高まっている。
28日の東京株式市場は、前日の欧米株高に加え、一時1ドル=124円台まで達した外国為替市場での急速な円安進行を受けて、主力株中心に幅広く買われ、日経平均株価は1988年2月に13日続伸して以来、27年ぶりとなる10連騰を記録した。終値は前日比78円88銭高の2万551円46銭となり、売買代金は3兆2639億2000万円と膨らみ、1カ月ぶりの3兆円大台乗せとなった。
日程面では、4月の鉱工業生産指数・消費者物価指数・失業率・有効求人倍率・家計調査・新設住宅着工戸数、4月の自動車生産・輸出実績に注目。海外では、米1~3月期のGDP改定値、英1~3月期のGDP改定値が焦点となる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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