【市況】日経平均は上げ幅をやや拡げる、記者会見で沸いたLINE関連は梯子を外され失速

13時08分時点の日経平均は前日比56.64円高の20494.12円で推移している。ランチバスケット取引が50億円の買い越しと観測されたことから上げ幅をやや拡げているが、先物市場が閑散としていることで指数を押し上げるような動きはさほど観測されない。東証一部売買代金は1.62兆円と前日比では商いが増加しているが、日経平均の上下の値幅は約94円と狭く膠着感が強まっている。個別では、12時30分にLINEの代表取締役社長出澤氏が記者会見を生中継すると伝わったことで、後場寄りのタイミングでLINE関連銘柄の一角であるアドウェイズ<2489>が年初来高値を更新した。ただ、会見の冒頭で「IPOに関する話ではない」と伝わると上げ幅を一気に縮小している。同社のほか、イマジニア<4644>、メディア<3815>、メディアドゥ<3678>なども同じような動きに。
《MT》

　提供：フィスコ