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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本通信、ソフトウェア、アーク、サイバダイン

■日本通信 <9424>  487円  +60 円 (+14.1%)  本日終値
 25日、東証が日本通信 <9424> [JQ]を6月1日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■ソフトウェア・サービス <3733>  5,730円  +570 円 (+11.1%)  本日終値
 25日、ソフトウェア <3733> [JQ] が15年10月期上期(14年11月-15年4月)の経常利益(非連結)を従来予想の7.3億円→11.2億円に52.6%上方修正。減益率が73.8%減→60.1%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。電子カルテシステムの受注が想定より伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。仕入原価の低減や経費削減も利益を大きく押し上げた。

■アーク <7873>  135円  +3 円 (+2.3%)  本日終値
 アーク <7873> が上伸。日経産業新聞が26日付で「金型製造や開発設計支援を手掛けるアークはインターネットを使った試作品製造サービスを始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「見積もりから発注までをネットででき、最短2日で製品を発送する」という。初年度の売上高2億円を目指すとしており、業績への寄与を期待する買いが向かった。

■CYBERDYNE <7779>  3,040円  +61 円 (+2.1%)  本日終値
 25日、サイバダイン <7779> [東証M]が7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■サンリオ <8136>  3,490円  +50 円 (+1.5%)  本日終値
 サンリオ <8136> が6日続伸。日経新聞が26日付で「訪日外国人の増加がサンリオの業績を下支えする」と報じたことが買い材料視された。報道によると「同社の2016年3月期は、全体では連結営業利益が170億円と前期比3%減る見通しだが、国内部門の営業利益は120億円弱と13%伸びる見通し」としている。訪日外国人のキャラクター販売需要による収益拡大に期待した買いが向かった。

■RVH <6786>  771円  +100 円 (+14.9%) ストップ高   本日終値
 25日、RVH <6786> [東証2]がゲームアプリ開発、Webサイト企画制作などを手掛けるスカイリンク(非上場)を株式交換で完全子会社化すると発表したことが買い材料。スカイリンクは特にゲームアプリ開発においてD2Cが配信する150万ダウンロードを突破したスマートフォン向けゲーム「NBA ドリームチーム」や「疾風幕末演義」、「繚乱三国演義」、「関ヶ原演義」、「ロストクルセイド」など有力なゲームアプリの受託開発運営を行うほか、自社での配信も展開している。有力アプリ開発会社を傘下に収めスマホゲームアプリ市場に効率的に参入するとともに、そのWEB開発力の活用によりグループ会社の広告事業やコンサルティング事業におけるWebサービスの拡充を加速する。また、スカイリンクの台湾スタジオをグループ各社のアジア展開における橋頭堡としても活用する。発表を受けて、相乗効果による収益拡大に期待する買いが向かった。

■GMOペパボ <3633>  8,280円  +890 円 (+12.0%)  本日終値
 25日、GMOペパボ <3633> [JQ]がOCアイランド(非上場)を子会社化し、ハンドメイド事業を強化すると発表したことが買い材料視された。同社が2年前に始めたEC支援事業のCtoCハンドメイドマーケット「minne」は作家数と作品数でともに国内1位になるなど急成長をしている。一方、OCアイランドは同マーケットで3位の作品数を持つ「tetote」などハンドメイドに関連したウェブサービスを展開している。同社はOCアイランドを子会社化することで、同マーケットでの地位を強化。魅力的なサービスの提供を行っていきたいとしている。

■第一カッター興業 <1716>  2,219円  +151 円 (+7.3%)  本日終値
 25日、第一カッタ <1716> [JQ]が6月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に、15年6月期の期末一括配当を従来計画の12円→16円(前期は20円)に増額修正したことも買い気を誘った。

■アイフィスジャパン <7833>  684円  +19 円 (+2.9%)  本日終値
 25日、アイフィス <7833> [東証2] が15年12月期の連結経常利益を従来予想の4.8億円→5.5億円に14.6%上方修正。増益率が22.4%増→40.3%増に拡大し、9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。証券会社向け調査レポートや事業会社向けIR関連サービスが好調で、売上が計画を上回ることが寄与。投資信託関連印刷の受注が伸びることも上振れに貢献する。併せて、設立20周年記念配当2円を実施する形で、今期の年間配当を5.5円→7.5円に増額修正。同時に、15年6月末現在で100株以上保有の株主を対象に一律クオカード500円分を贈呈する設立20周年記念優待の実施を発表したことも買い気を誘った。

■エステー <4951>  1,113円  +10 円 (+0.9%)  本日終値
 25日、エステー <4951> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.92%にあたる20万株(金額で2億2060万円)を上限に、26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は25日終値の1103円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

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