【材料】エイジア---メールマーケティングでSMS対応、低価格なCRMクラウドサービスを開始

エイジア<2352>は5月19日、メールマーケティングと連動したSMS（ショートメッセージ）を配信できるシステム「WEBCAS SMS(ウェブキャス エスエムエス)」の発売を開始した。携帯会社を変えたことに伴うキャリアメールアドレス変更などの理由で、メールが届かなくなるケースも多くあり、それを解決するサービスとなる。また、同時に必要な機能だけを盛り込んだシンプルなCRMシステム「WEBCAS CRM」を開発し、月額2.5万円から使える低価格なクラウドサービスとしての販売開始も発表した。

企業向け電子メール配信システムの大手。主力製品「WEBCAS e-mail」の導入実績は1,600社以上。売上高の7割弱がクラウドサービスを中心としたストック型で、収益の安定性が高いことが強みの1つ。今後は子会社で展開するメールマガジンやWebサイト制作など周辺事業を含め、「eコマース企業の売上UPソリューション」を提供する会社として成長を目指す。2015年3月期は大型案件の減少で減益を余儀なくされたものの、2016年3月期は売上高で前期比9.6%増の11.3億円、経常利益で同21.5%増の2.2億円が見込まれている。

《FA》

　提供：フィスコ