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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):エアウォータ、丸井G、大塚商会、ニコン

■エア・ウォーター <4088>  2,189円  +109 円 (+5.2%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は10%増で13期連続最高益、前期配当を2円増額・今期も28円継続へ」が好感された。
 エアウォータ <4088> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比5.2%増の381億円で着地。続く16年3月期も前期比10.1%増の420億円に伸び、13期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、13期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を26円→28円(前の期は26円)に増額し、今期も28円を継続する方針とした。
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■丸井グループ <8252>  1,457円  +72 円 (+5.2%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は5%増益、3円増配へ」が好感された。
 丸井G <8252> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比1.1%増の280億円になり、続く16年3月期も前期比5.3%増の295億円に伸びる見通しとなった。7期連続増益になる。
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 同時に発表した「発行済み株式数(自社株を除く)の6.46%にあたる1700万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施」も買い材料。

■大塚商会 <4768>  5,800円  +160 円 (+2.8%)  本日終値
 SMBC日興証券が14日付で大塚商会 <4768> の投資判断「1(強気)」を継続し、目標株価を6000円→6600円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、15年1-3月期は消費増税前の需要とPC更新需要によって高水準だった前年同期比では減収減益となり、4月も前年同月は高水準だったものの、増収増益に転じたと見られると報告。好調な足元の状況が伝わるにつれて、株価評価は改善すると指摘している。

■ニコン <7731>  1,527円  -188 円 (-11.0%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 14日に決算を発表。「今期経常は29%減益、16円減配へ」が嫌気された。
 ニコン <7731> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比24.9%減の463億円になり、続く16年3月期も前期比28.8%減の330億円に減る見通しとなった。
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■ソディック <6143>  1,117円  -124 円 (-10.0%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 14日に決算を発表。「今期経常は17%減益、2円減配へ」が嫌気された。
 ソディック <6143> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比45.3%増の56.4億円に拡大したが、続く16年3月期は前期比16.8%減の47億円に減る見通しとなった。
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■東洋炭素 <5310>  2,144円  -183 円 (-7.9%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常を22%下方修正」が嫌気された。
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■クレハ <4023>  511円  -39 円 (-7.1%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は19%減益へ」が嫌気された。
 クレハ <4023> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比26.4%増の154億円に伸びたが、続く16年3月期は前期比19.0%減の125億円に減る見通しとなった。
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■シャープ <6753>  186円  -14 円 (-7.0%)  本日終値
 14日に決算を発表。「前期最終は赤字転落で下振れ着地、今期業績は非開示」が嫌気された。
 シャープ <6753> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結最終損益は2223億円の赤字(前の期は115億円の黒字)に転落し、従来予想の300億円の赤字を下回って着地。なお、16年3月期の業績見通しについては売上高(2兆8000億円)、営業利益(800億円)、配当(無配)以外は開示しなかった。
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■熊谷組 <1861>  366円  -21 円 (-5.4%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は27%減益へ」が嫌気された。
 熊谷組 <1861> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期の連結経常利益は前の期比2.3倍の156億円に拡大したが、続く16年3月期は前期比26.6%減の115億円に減る見通しとなった。
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■小野産業 <7858>  305円  +80 円 (+35.6%) ストップ高   本日終値
 14日、小野産業 <7858> [JQ] が決算を発表。15年3月期の経常損益(非連結)は2000万円の黒字(前の期は9800万円の赤字)に浮上して着地。続く16年3月期の同利益が前期比5.8倍の1億1500万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料。今期は自動車部品や医療機器部品などの販売が伸び、増収を確保する。生産工程の効率化による製造原価の低減も増益に大きく貢献する。業績回復に伴い、無配としていた前期の期末一括配当を6期ぶりに5円で復配し、今期も5円増の10円に大幅増配する方針を示した。前日終値ベースの配当利回りは4.44%と高水準になった。同時に、収益性の改善や財務体質の強化に伴い、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したと発表したことも買い気を誘った。

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