【通貨】あす(13日)の為替相場見通し=海外市場の金利動向に関心
あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円前半を中心とする展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=119円60~120円80銭、1ユーロ=134円50~135円90銭。この日は、米長期金利の上昇を受け、日米金利差拡大観測からドル買い・円売りが優勢の展開。一時、120円27銭までドル高・円安が進んだ。ただ、一段のドル買い・円売りには材料不足で買い一巡後は120円前後へ軟化した。この日は目立った経済指標の発表はなく、米長期金利やNY株式市場の動向が関心を集めそうだ。米国ではサンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されているほか、あすは国内で3月国際収支と4月景気ウォッチャー調査の発表がある。ギリシャ情勢への懸念はくすぶっているものの、ユーロには下値を拾う動きが出ている。ドイツの長期金利など欧州市場の金利動向にも関心が集まっており、海外金利上昇が続くなら一段のドル高もあり得る。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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