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【市況】12日の株式相場見通し=売り先行も一巡後は底堅さ発揮へ

 12日の東京株式市場は、前日の米株式市場が3日ぶりに反落したことを受けて売り先行のスタートが予想されるものの、売り一巡後は底堅い推移となりそうだ。決算発表銘柄の業績内容を吟味しながらの個別銘柄物色の色彩が強まりそうだ。
 11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比85.94ドル安の1万8105.17ドルと3日ぶりの反落となった。前週末大幅上昇の反動による利益確定の売りに加え、米10年国債の利回りが一時、約4カ月ぶりの高水準まで上昇したことから、米景気の先行き不安を警戒した売りが優勢となった。ナスダック総合指数は、同9.976ポイント安の4993.573と反落した。
 12日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=120円10銭台と、前日に比べて円安・ドル高が進行している。
日程面では、3月の景気動向指数、4月末の外貨準備高、3月の用途別鋼材受注に注目。海外では、EU財務相理事会、米5月の穀物受注、米4月の財政収支が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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